マンション玄関ドア用 | PBX5 Bldg.

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先日、パソコン点検のため、知人のマンションにお伺いしました。
2000年代後期に竣工した高層マンションです。

マンションの玄関ドアは、防火戸としての役割があり、正式には「常時閉鎖型放火扉」というそうです。夏など通風のため、マグネット式のドアストッパーで開きっぱなしの住戸がありますが、建築基準法上は、本当はしてはいけないそうです。

そのため、マンション玄関ドアに付いているドアクローザーも、戸建て住宅のようなストップ機構はついていません。

また、Dr.クローザさんの記事で知ったのですが、閉扉速度も防火上規格で決まっているらしく、ユーザー(入居者)が勝手に速度を変えられないように、調整弁のねじは特殊工具を使わないと回せないようになっているそうです。私が以前、マンションで見たドアクローザーは六角穴でした。

ところが、このマンションでは・・・


一般的なプラスの調整弁ねじだったのです。さすがにストップ機構はありませんでしたが、扉自体は防火戸の認定シール(メーカー名は画像処理)が貼ってあり廊下は避難通路にもなっていました。

ほかの住戸を見ていないのでわかりませんが、このマンションの全戸にこれと同じものが付いているのか、この住戸だけ油漏れなどで一般品に換装したのかは不明ですが、住人のかたは、「はじめから付いていた」とのことです。

あと、「子供が指挟みそうだし、バターンとうるさいから、業者に調整してもらった」というのです。
確かに、第2速度のままゆっくり閉まりました。

交換しました拙宅含め、最近のドアクローザーには、「第3速度」というものがあり、閉まり切る直前というか、閉まり際に急に早くなってバタンと閉じるものがあります。これは、錠前のラッチ(ドアノブで引っ込む三角形のもの)が錠前の受け穴にきちんと入るようにするための機構です。もし、ラッチが入らないと強風時や、寄りかかっただけでドアが開いてしまったり、オートロック(自動施錠)の場合、ロックしない状態になってしまいます。

このマンションでは、ラッチが受けに入ってから枠にドアが当たりきるまで、2ミリ以上余裕がありました。第3速度を設定しなくても、ラッチは収まりました。

最近のドアクローザーに多い「第3速度」。意外と知らずに利用されている方が多いのでは?と思うと同時に、このマンションはなぜプラスの調整弁なのか。?な気持ちでパソコンの点検をしてきました。