先日、知人宅にて「親の介護に対応」と、リフォームされたお部屋を見せていただきました。
段差がない・手すりなどバリアフリー仕様になっていました。
電気のコンセントは、床上4~50センチの壁面にありました。通常は20センチ前後ですので、かなり高い位置です。腰に負担がかからぬよう、また車いすになった場合のことまで配慮されているようでした。
そして驚いたのがベッド上の照明器具でした。
お店などで、商品を照らすようなスポットライトが取り付けられていました。お部屋全体は、まぶしさを感じない暖色系の照明なのですが、このスポットライトは強力で、点灯するとベッドの中央付近に光が集中しました。知人は、「もしものため一応取り付けた」とお茶を濁しましたが、私はこのスポットライトが、介護を行うときに重要な意味があると直感しました。
私の自宅には、停電時に自動点灯する保安灯があり、震災や落雷の停電時助かりましたが、スポットライトまでは思いつきませんでした。
これからの家づくりは、もしもや高齢のことも配慮しなければ、またそれ用の構造や設備もと痛感しました。