さよなら、アキバ鉄道 | PBX5 Bldg.

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東急電鉄・東横線が東京メトロ・西武・東武との相互直通運転開始まで、あとわずかになりました。

終着駅だった渋谷のかまぼこ形屋根と、子供の頃怖かった丸みを帯びた三角壁パネルが印象的な地上駅舎(http://ameblo.jp/jkic21/entry-10756718801.html )や、9000形車両が運用を終えます。


幼少の頃よりお世話になった駅舎や、待ってまで乗った9000形車両が東横線からなくなるのは寂しいですが、私にとって、さらに思い出深い「アキバ鉄道」がなくなることです。


「アキバ鉄道」は、当時私と友達が勝手に付けた名称で、日吉駅(現菊名駅)から出ていた営団地下鉄(現東京メトロ)日比谷線直通列車のことです。

小学生の頃、初めて秋葉原へ行ったときは渋谷で国鉄(現JR東日本)山手線に乗り換えたため、人混みで友達と迷子になってしまいました。

そして二度目の秋葉原へ行く際、東急の駅員さんが秋葉原まで直接行ける列車があることを教えてくれ、乗り換えなしで秋葉原へ行くようになりました。出口は、電気街側ではありませんでしたが道順を覚えてからは楽になりました。以降引っ越すまでずっとこの直通列車でアキバへ通いました。


PBX5 Bldg.-日比谷線直通列車
写真は、自由が丘駅で撮影しました日比谷線直通、北千住行きです。祐天寺駅から菊名駅間で、この行き先表示も、1000形車両も、ホームの案内板もあと数日で、見ることも、乗ることもできなくなってしまいます。日比谷線は中目黒駅発着となり、乗り換えになります。

子供の頃、秋葉原まで迷うことなく誘っていただきました、直通列車にありがとうを言ってお別れしました。