昭和40年代前半、ビルや公共施設ではスチールやアルミの窓でしたが、木造の戸建てやアパートでは、木製の窓が主流でした。
私が子供の頃住んでいた家は、このような窓でした。戸締まりは棒を起こしてねじ込む形式の錠が付いていました。
北欧の輸入住宅では、高気密で複層ガラスの入った「現代版木製サッシ」を見かけますが、写真のような桟が数本入った、昔ながらの窓は、建て替えなどで消え去って、やがて人々の記憶からも薄れてしまいそうで寂しいです。
棒の錠が、相手の穴と合わなくて苦労したことや、夜間ご近所を気にしてそーっと閉めたこと、濡らすと向こうがぼんやり見えた磨りガラスなど、大切な生活の思い出として、いつまでも覚えていたいです。