子供の頃、神奈川県の川崎に住んでいました。多摩川に沿うように細長く、当時は5つの区がありました。その中程の中原区という街にいました。
自宅のマンションからは、写真のような巨大な工場群が。「NEC日本電気」という看板が、夜はネオンサインが美しかったです。でも当時は、どんなものを製造しているのかよくわかりませんでした。
子供心に一番関心があったのが、工場屋上に聳え立つパラボラ・アンテナでした。あのアンテナは???写真ではわかりづらいですが、小さなパラボラも数基、屋上に据えられていました。
当時はテレビでSFものや特撮ものが放映されていて、その影響あってか「宇宙人と交信しているのか」など、今では笑い話のようなことを考えていました。
ここは不夜城のように夜通し明かりがついていて、さらにゴーッという音がかすかに聞こえていました。
その後、この地を離れてからNEC製のトランジスタと出会い、さらにこの会社のパソコンでお仕事デビューするとは、当時は想像すらできませんでした。
