4月18日 
コロナウイルス感染拡大で緊急事態宣言の中、自宅にいることがほとんどの日々。

数十年ぶりの読書。
大山総裁の著書を読み返す。




極真への道 第二章 「志を立てよ」が心に響く


「志立たざれば、舵なき舟、銜なき馬の如し」



現代には舵のない舟、銜(くつわ)のない馬がうよ

うよしている。これではいつか日本の社会は

滅びてしまう…

志を持つ者は人生を一つの糸につなぐ。そして

男児は意気を重んずというように、高い志を

持つ者こそ、真の友情も生まれる。

志は大きければ大きいほどよく、高ければ高いほど良い、その大きさが人間としての大きさになるのである。  大山 倍達 談


昭和の時代に大山総裁が記した本を読んで私が感じたことは、情報化社会の現代、志を持たず、情報や他人に依存し、責任を回避する人達こそ舵のない舟、銜のない馬。一見遠回りに見えても、信念を持って事を成す、数々の失敗があってもブレずに歩め、という大山総裁からのメッセージと解釈しました。



評価は今の状態、結果から判断される。しかし真価というのは一時の状態、結果ではない。薄紙を重ねるように年月を掛けて、修行を続けた先に身に付けた心身強固なことを言う。

志を持つこと。

私達の志優会も「志、万事の源なり」という

ことから「志」を大事にしています。