みなさま、こんばんは星



明日からいよいよ
第39回全日本空手道選手権大会が
東京で開催されます



そのまえに、JKFanは
〆切作業中のため
スタッフ一同、必死で
パソコンにかじりついていますあせる



さて、女子形個人戦の
見どころをアップしてきましたが
1名、まだご紹介していない選手がいますグー



ゼッケン番号1番
前年度優勝枠で出場の
宇佐美 里香 選手です柔道



東京都出身の25歳
JKFナショナルチームに所属
大学卒業後、鳥取県に拠点を移し
空手道の修行に励んでいます。



この、全日本大会では
過去に3度の優勝を果たしています
(初優勝は大学4年生の時でした)
また、2010年は世界3位
アジア競技大会優勝
2011年は現時点までで
AKFアジア大会優勝、国体優勝



これまで、何かと
取材やお話する機会が
多くありましたが
いつも謙虚でひたむきキラキラ
うぬぼれるとか
油断するということを
まったく知らない選手です



とにかく練習時から
思考にとらわれずに、ひたすら
打ち込んでいるように思います。
その夢中になれる力
練習に打ち込める力と練習量が
彼女を日本一に
そして日本代表に押し上げたのでは
ないかと思っています。



高校時代はインターハイで優勝
大学時代も全日本学生選手権で
優勝しています。
その後、国際大会に出場するようになり
ここ1、2年でまた
形の雰囲気が変わりました。



技術的に変化があったのかは
ご本人に聞かないと分かりませんが
「国を背負っているんだ」
という意識が形に出て、
貫禄がにじみでてきたように
私は感じていますブーケ1



糸東流の形を使いますが
パワーとキレが持ち味チューリップピンク
そこに、さきほどの
貫禄が重なって
1挙動、1挙動
全力を解き放つ一瞬に
重みも垣間みられますメラメラ



宇佐美 里香 選手の
今大会の第1戦は
シード枠で出場のため
1回戦第1試合の勝者が
相手となりますパー



女子個人形は
11日、日本武道館で
日本一が決まります。



おかしな言い方ですけれど
取材を通して
どの選手のどの形にも
「思い入れ」
のようなものがあります。



形を見ていると
ああ、パワーがついたなぁ
調子が良さそう
緊張しているのかも
心境の変化があったのかナ
すっごい努力をしたんだな
つらい思いもしたんだろうな
etc. ... ...



演武や雰囲気から
いろいろなことを
感じており
その背景に
思いを馳せております。



形は1分そこそこで
終わってしまう
短い種目ですけれど
明後日、各選手が演武される形は
2011年12月11日に
一生で一度しかできない
たった1回だけの形です流れ星



たった1回だけの
その形が演武されるまでに
選手のまわりには
親御さんがいて
きょうだい、家族がいて
学校の友達がいて
クラブの仲間がいて
師匠がいて、ライバルがいて



もう忘れてしまって
記憶にないような
ささやかなエピソードも
隠し味になっていて
今の個性になっているのでは
ないでしょうか。



選手に近しい方々は
演武を見ながら
「今までいろいろあったな」
なんて、思っているのでしょうね。



試合前から
しんみりしてどうするグーDASH!



さてアップ
選手のみなさん
その1回に思いを込めて
空手道人生を込めて
今できる最高の演武を
見せてくださいネ!!



ご健闘をお祈りしますクラッカー