こんにちは!
一般社団法人住宅建築コーディネーター協会のスタッフブログへお越しいただきありがとうございます
今回は、「戸建ての査定」についてのお話をしたいと思います。
自分の住んでいる家を売りに出そうと思った際、まずは査定をお願いしますよね。
いろいろな不動産会社に査定額をだしてもらい、その中で高く査定してくれた不動産会社に仲介をお願いするという営みを実施していると思います。
しかし、なぜ同じ土地・物件なのに査定額が変わるのでしょうか?
今回は中古物件の査定について、触れていきたいと思います
戸建ての査定方法は不動産会社によってバラバラ
例えば築25年の木造戸建て物件があったとします。
その物件は10年前にフルリフォームを実施していました。
ではこの物件の価値はいくらになるのでしょうか?
これに対し、ある不動産会社では住宅部分の査定ゼロと判断し、別の不動産会社ではフルリフォーム費用の半分くらいの価格をつけても良いのでは?と判断されました。
このように、現状では「戸建ての査定方法」が統一されておらず、査定の根拠があいまいなため、不動産会社によって査定額がまちまち、といった状況になっています。
ただ、現時点では不動産会社ごとの基準により物件価格が弾き出されるため、「査定する会社による金額のブレ」は引き続き発生すると思っておきましょう。
中古物件価格の妥当性を判断するには
上記でご紹介したように、査定基準が明確化されていない今、どの金額が妥当なのか?を判断するのは難しいのが現状です。
特に、中古の戸建て物件だと、土地と家屋が合算されて査定額として出てくるため、家屋自体の価値はさらにわかりづらくなっています。
そのため、中古物件の価値の妥当性を確認したい場合には、現在近隣で販売中の同じ条件の物件価格を調べて大体の相場を知ることがとても重要です
少しでも高く売りたい気持ちは分かりますが、高く売り出しても買い手が付かなければ意味がありません。
相場を知って、それよりも付加価値があるのであれば価格をアップできますよ
その中で、迷うことがあれば、
“中立な住まいの相談員”
「住宅建築コーディネーター」
へ、ぜひ相談してください。
そのマンションの価値を一緒に検討していきましょう。
住宅建築コーディネーター資格にご興味のある方は、ぜひ当協会HPをご覧ください!
最後までお読みいただきありがとうございました
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