忘れもしません

2019年10月25日の夜、自宅のトイレで排尿したところ、血尿で便器の中が真赤に染まりました。


衝撃的でした‼️
しかも何の前兆も痛みもなく…
血尿は次の日にはいったん治まりましたが

2日後、泌尿器科外来にかかり膀胱の超音波検査をしたところ膀胱内に腫瘍のようなものがあると言われました。

そして1週間後、今度は膀胱鏡検査

でそれが癌であることを担当医から告知されました。(._."Ⅱ)



症状からして、もしや癌かも知れないと不安は感じていましたが

実際に告知された時の心の動揺は相当なものでした。

検査と治療を兼ねたTUR-BT術が決まったのが更に1ヶ月ほど先の12月初旬

今思うと、その1ヶ月はどうしようもなく不安で心はブルーになっていました

ストレスで体重も4キロ減ってしまい、自ら癌の進行を早めてしまったかも知れません。


TUR-BT術後の病理検査の結果は G3T1

がんの悪性度はかなり強いが、深さは粘膜層に留まっているというグレー判定でしたが…

これがなんと!誤診でした

セカンドオピニオンの病理検査ではG3T2

既に癌が筋層浸潤しているので治療は膀胱全摘根絶治療が第一の選択肢だと


またまた、目の前が真っ暗になりました


たった1回の血尿発症で膀胱全摘になるとは


もっと早く膀胱癌を見つけることができれば、全摘することはなかったかも知れないのに


今更悔やんでもどうにもなりませんが


ここであらためて、他に自覚症状がなかったのかを思い出してみると


血尿の2週間前に職場の健診があり尿潜血が+3でした、その時は珍しいや疲れかな…

さして気にも止めなかったのですが膀胱癌の初期的症状だったのですね

しかしその半年前の尿検査では潜血は陰性でした


ほかに気になる症状としたら、頻尿と切迫尿が挙げられます。頻尿は1年くらい前からありました。


あっ!オシッコしたいなって尿意を感じた数分後にはもう漏れそうな程の、激しい尿意に襲われていました。


私、てっきり加齢からくる前立腺肥大の症状かと思っていましたし、人間ドッグの内科医も同じようなこと言ってました。


でも今から考えると、これも膀胱癌の初期的な症状だったと思います。


この時、泌尿器科で検査をしてもらえれば…

早期発見できたのかも知れません


いきなり膀胱鏡検査とかは、ハードル高いですがエコー検査や尿細胞診検査でも早期発見に繋がると思ってます。


血尿以外でもや頻尿や切迫尿を強く感じた人は泌尿器科で膀胱の検査をお勧めします。