まっ…て…はうっ…あ

私の声に逼迫感が無いのか
まったく聞き入れてもらえない

何とか身体を起こしたけど
直接下から突き上げられて

刺激がまっすぐ上に届く

私の声に悦びの気配を感じたのか
彼の動きが容赦ない

今までだってした事ある体位なのに
何かが今までと違う

身体の起こし方だろうか

手を後ろに持っていって
彼の太ももに置く

とめどない快楽の波に
自分でも腰を振る

2人の腰をぶつけるタイミングが
完璧に合うと

抗えない声が出る

もう何も取り繕えないし
彼にはもう取り繕う必要もない

手を戻して彼の手に繋いで
支えてもらい
両脚で彼の脇腹を挟む

グッと脚に力を込めると
あそこが締まって
さらに感度が上がる

彼の激しい突き上げに
そのまま一気に駆け上がっていく

……!!

叫び声に近い声を上げながら
身体がガクガクと痙攣する

最後の力を振り絞って

全てを搾りとるように
彼の腰に打ちつけた


そのまま彼の上に倒れ込むと
力強く抱きとめてくれた


気持ち良かった?

息一つ乱してない彼の声に
涙が出そうになる


私はこの人に
どれだけの痴態をさらせば


気が済むのだろう