1人の人と回数を重ねて行くと

身体が変化していくのがわかる


彼とはまだ2回目だけど

やっぱり1回目とは明確に違う感覚を得る


じわじわ

じわじわ


波のような快感がそこから全身に広がっていって

彼のことを身体が受け入れていってると感じる


そんな時に耳にしゃぶりつかれて

たまらず情けない声が漏れてしまう


咄嗟に顔を逃がすけど

何度も何度も彼の唇と舌が耳をとらえる

熱い息を吹き込まれる度に

全身がゾクゾクと震える


耳が気持ちいいの


彼の冷静な声に

泣き声混じりの声があふれても許してもらえない



私の弱い浅いところを刺激し続けて

いっそう私の声が甘くなったと同時に

一気に奥まで進んでくる


吐く息に混じる声は唸り声に近いかもしれない


どんなに、懇願しても

彼の腰が一番奥をえぐる


熱い塊が奥へ打ち付けられるたびに

それが一際大きく硬くなるのがわかる


限界まで我慢して我慢して

風船が弾けるみたいに自我を解放すると

同時に全身が震える



私のそんな様子を彼は満足そうに

私の身体を抑えつけたまま見下ろしている


どうして、あなたはそんに余裕なの

私だけこんなになって


なんか、ずるい