前に書いたこのファイル名の部分。
なんでこんな事に?
ともう1度考えてみた。
メニュー系の使いづらさ、その系統の統一性の無さはどうしてこうなるのだろうと。
ここで1つの結論に。
ソニーという会社がこの様なカオスなカメラを作ってしまう会社なのだろうという結論。
キャノンの動画はどうだったか?
先に今回の動画のファイル名の件で改めて今まで使っていたキャノンの場合どうなっていたかの確認をしてみた。
キャノンの場合静止画はファイル名の頭4文字まで変更可能。
⇒ソニーは3文字まで、4文字目はSRGB、adobeRGB等のファイル形式の違いによって替える為の専用(何のためにそうしているのかは全く理解できない。)
そしてキャノンの場合はこの静止画のファイル番号の続きで動画のファイル番号もそのまま続く。静止画の1枚も動画の1本もファイル名的には区別なし。撮った順で名付けされていく。
これが一番使いやすいと思うがどうしてソニーはこう出来ないのかと。
ソニーサポート、過去に静止画の件でも問い合わせしているがこの時もこのファイル名については、決められた仕様なのでとサポートが答えていたが、どこが決めた仕様うなのかは最後まで返答が無かった。その時にファイル名の後の数字に4桁については名前はよく覚えていないが写真機の何か規格を決めている物が有るらしい。
ソニーの場合
以下の理由からソニーではこういうユーザーに快適な環境を整える事は出来ないんだろうなという1つの結論に達しつつある。
先ず先頭から4文字目を変えられない仕様は、キャノンが出来ている事から決めが有るのはソニー内部での事で有るのは明確。
フォーマットした時にファイル名の数字部分インクリメントがリセットされる件と頭の文字が変えられない件は、要望でといった事を言っているがあくまでソニー側の都合だろう。
ここからは自分の想像で有るが、専用のデータ吸い上げソフトがこのファイル名の仕様を満たしていないと出来ない仕様で有る事が考えられる。
別件でUSB接続した時に2つのカードスロット以外に謎のPMHOMEなるドライブが有るのは?
これはドライブ名の頭にPMと付いている時点でソニーのソフトPlayMemoriesの為に有る事は明確。
動画ファイル名を別にしなくてはいけないのは?
これもこの専用ソフトが対応できない事が理由で有る様に感じる。
別件で、カードスロットが2つ有ってもUHS-Ⅱに対応しているのは1スロットだけ。
UHS-Ⅰにしか対応できないスロットってどうして?と思って良くそのスロットを見てみると、メモリースティックの表示が。
これも想像だが、既に忘れ去られた様な規格であるメモリースティックにこだわって得をするユーザーがこのカメラを使う中にどれだけ居るだろう?
容量が32GBで速度の遅いこのカードをあえて使おうと思う人はまれだと。
そんな変なこだわりを捨てられないのが、このスロットの仕様に良く表れているのだと。
昔有った、VHSとベータマックスの顛末の様に主流になれなかった規格である。これにこだわるのが悪いとは言わないが、それによってメインで使うSDカードの性能を落とす事になるのなら、きっぱり諦めて欲しい。
この様な事、いろいろ思うと1つの結論。
ソニーという会社は、大きすぎるという事。
店頭でキャノンやニコンの説明員に話を聞いた時に出て来た言葉の中に、「ソニーは大会社さんですから」という言葉を聞く事が何度も有った。
そういう大会社がカメラ作ると、センサーはここの部署、ビデオ部分はここの部署、スチルは、付属アプリは、といった部分的な開発がこのばらばらな状況を生み出していると。
ビデオ部分はハンディカムのチームが開発して、スチルはα担当といった中でお互いの部分はそれぞれの部署が勝手に作る。
そして部署間のセクト意識が高く、それぞれの主張だけで全体の調和は全く考えられない。
メモリースティックを未だに採用しているのは、開発部門の上司に過去にかかわった人が居て忖度しているのだろうなと。
こんな会社ではいつまでたってもスチルと動画が同じファイル名で出来るなんてキャノンでは当たり前の事も永遠に出来ないんだろうな。
という結論に達した。