釣り具のベアリングスイベルを使ったプロベラ防止策。
本体側の取り付けは、26号のハリスを使って脚にタイラップ止めとなった。
 
上手く出来た様に見えたが昨日の屋外飛行で思っていなかったトラブルに。
激突・墜落をしていなくても飛行中に突然プロペラが外れてしまう事が起きてしまった。
プロペラはモーターの軸に差し込んでいるだけの取り付け。たまたましっかりと入っていなかったのかと入れ直して飛ばして見たが、2回程同じ事が。
 
持ち帰ったから色々試して見たが、状況は再現しない。
 
しかしプロペラが回っている状況を良く見てみると、ベアリングスイベルの部分が微妙に細かく揺れているのが判った。
 
どうやらこの振動がプロペラを取り付けている軸に伝わってはめ込んでいる部分を少しづつ緩めているのではないかと推測。
 
釣り具用としては一番小さいベアリングスイベルを選んでいたが、どうやらこれでも重かった様だ。回転部分の方をベアリングスイベルの構成部分が少ない側をプロペラに取り付けては居たのだが、この出ている部分が短いためにプロペラ軸の延長線上に真っ直ぐに付ける事が出来ず、微妙にずれて付いていたのが原因だろう。
 
室内で一定速度でプロペラを回している時は影響がなくても、実際に飛ばして細かな姿勢制御で回転が増減する状況では振動の影響も大きくなっていたのかも知れない。
この為、ベアリングスイベルの使用はあきらめる事に方針変更。
 
 
先に書いたがこのプロペラ、モーターの軸に直接差し込み締り嵌めで固定している。この穴はモーター側から反対まで抜けている。ベアリングスイベルの時はこの反対側の穴を広げてスイベルの軸を挿していたがここに直接針金を挿して見る事に。手持ちで有った1.2ミリ線径のステンレス材質の物を入れてみた所丁度ぴったり。
 
差し込んだ針金の先を丸くラジオペンチで加工。本体の脚付け根に針金を巻き付け反対側をこのプロペラに付けた針金に隙間を空けて輪状に巻き付ける。
 
これでプロペラを回して確認した所、振動は発生していない様。1つ1つの部品が小さく軽いためちょっとした重さの物でも大きく影響してしまう。
 
一応仮組でテストOKだったので、プロペラを差し込んだ針金をもう一度瞬間接着材を塗り込んで入れて完成だ。

週末、風が無ければ良いのだが。