ピカイチもどきの初釣行はあまりの状況の悪さに、その効果が有ったかについては疑問符が付いている。
効果以外の点で釣行前から気になっていた部分をいくつか。
①重さは合わせているが、体積が大きい事で沈みの遅さ等は無いか?
②沈み以外に影響のある所は?
①についてはそれほど大きな影響は無いと考えている。
全体の体積は大きくても、沈ませる時に影響するのはその抵抗。
この部分良く聞く言葉で言うと、車の空力などで言う全面投影面積とCD値。
UFOライトの一番経の大きいところを計ると約30mm。25号のダイワの錘が約18x28(薄い所x厚い所)mmほどなので多少大きい程度。
丸錘は28mm有ったので、こちらとの比較ではほとんど変わらない。
CD値を計るのは結構難しいので一番わかる巻き上げ時の抵抗感で比較すると。
小田原型と言われる、普通の錘と同じ号数の丸型錘とで巻き上げ時の抵抗感がちがうのは感じられると思う。この感じ方で比較した所、ピカイチもどきは丸型錘の抵抗感とほぼ同じと感じている。
結果丸型錘との比較では、ピカイチもどきはCD値に関しても大きな違いは無いと感じている。
②のそれ以外だが、いくつか気になる点が今回の釣行で出てきた。
1つ目は全体の長さの影響。
錘部分の全長が長いと着底時に糸が張って錘がまっすぐに立っている時と、寝ているときの差が大きくなってしまう。
ゼロ点からたるませの操作の中で、小田原型の長さでは気にならなかったこの部分が結構大きく感じられる様になった。
操作時に錘が寝た瞬間に、テンションが緩む感覚がはっきり判る様に。
これ、魚が食いあげた瞬間のあたり方に少し似ていて、うねりの中で釣っている時には結構気になる雑音になってしまう。
全長の縮めるのにはそれなりの大改造が必要になるだろう。
二つ目は、横の流れに対する抵抗。
これが大きいと潮に流される。この部分は結構影響大に感じた。
そのような理由で全体の長さを短くする事を現在思考中。
昨夜の段階では、先ず電池ボックス側の要らない部分を削る為、試しにエンド側を切り落としてみた。結構ギリギリまで電池が入っている様だ。
これにより、この商品の長さは電源の単3電池の長さに合わせた作りだと再確認。この段階で、電源は一番短い単5に変更する方針に。
今晩も解体の続きだ。