GW、今年は3連休×2+1連休、区切りがある連休でした。

5月3-5日ボーイスカウトのキャンプ、地区の中で有志の団が集まりボーイ隊(小学校6年生から中学3年生まで)合同キャンプを実施しました。

2日目の朝礼、この時間には雨は上がりましたが、強い風は続いていました。


今回のキャンプのキーワード、挑戦、失敗、実験、そして楽しいキャンプです。


8つの実験的なプログラムを展開しつつ、ハンドブックの項目を消化していくといった内容でした。


キャンプの始まりは暴風の中での設営です。

強風で骨が折れたテント、ほかにもフライの破損がありました。手前のテントは強風の影響ではないとのことでした。

夜中の雨で浸水もありました。雨や風によって睡眠不足の者が多数、怪我なども何件かあり睡眠不足の影響かもしれません。

とりあえず、テントの骨折2です。

水道の近くにある桑の木から、強風によって飛ばされた実、これによって排水溝が詰まっていました。



一方で、悪天候の合間を縫って、プログラムは楽しく進められました。


そのうちのいくつかをご紹介します。

何の実験でしょうか?




金属製のトレー、9V電池、SW:スチールウール(ボンスターロールパッド)、麻紐、画像にはありませんがペグ2本、紙、竹などです。





てれーの右側、ショートしたSWが酸化している様子です。



画像は、紙から竹へ火が燃え移る様子です。


9V電池にSWを接触させて、ショートさせると、赤く発熱します。これは、金属を酸化させることによりおこります。

そこへ紙などの燃えやすい物で火を起こし、竹や木材などを燃やします。

バットから15cmの高さに、麻紐を張り燃え切れた順位を競いました。

ちょっとした、コツがつかめれば、短時間に着火可能です。


電池は、数回使用すると使えなくなるとの説明でした。



2つ目プログラム


アルミ缶の上部を、カッターなどで切ります。横向き画像ですが、上から5cm付近の3面を切り四角くします。




この材料です。お判りでしょうか?アルミホイル、シロップ、トウモロコシ、塩、油です。

他には、スプーン、金属用のはさみ、キッチンペーパー、軍手が必要です。




缶に、油とトウモロコシを入れます。




トウモロコシが爆発!ポップコーンができて、切った部分から出てくる予定???




失敗として1.コーンの量が少ない、2.切り口の位置が高い、3.火力調整が難しいなどの問題があり、ハサミで缶を切りました。

出てくるのを待っていると、焦げてしまうものもありました。


また、油がはねて、熱いというスカウトが多数いて、長そで着用か、油跳ね対策が必要でした。

後半から、プルタブをふさぎ、上からの油跳ねを予防しました。


出来上がったポップコーンに、シロップや塩をかけて食べました。




3つ目のプログラム(実施した順番は1・2・3ではありません)

天体観測・・・では、ありません。




風船の中に光が・・・・


発光ダイオードを使った工作です。



準備したもの、ボタン電池、セロテープ、発光ダイオード、風船、輪ゴムです。



画像ではわかりにくいのですが、好きな色3つを選び電池を直接ダイオード端子を挟みセロテープを巻き固定し、発光させます。両側が黄色、中は赤色です。


風船の口の部分に発光ダイオードを入れて、空気を入れ輪ゴムで電池の上を輪ゴムで留めます。この時、空気が漏れてしまうスカウトが多かったです。


ボタン電池大きいために、口の部分より深く入れなければ、風船内に落ちることはありません。


赤く見える風船でわかるように、直線的な光を発行するダイオードも風船内に入れると、周囲に分かりやすいように光ります。


汚水穴に、風船を括り付けている班があり、事故防止に役立っていました。



最初のSWを使った点火の実験は、スカウトハンドブックのF3-1、2番目のポップコーンはF3-3の項目を対象としました。

このほかに、お好み焼きに緑と紫のキャベツを使い、レモン汁などによって変色を実験する料理などがありました。

2日目には、雨が上がりましたが、初日の暴風雨対応などで、プログラムの時間が削られたこともあり、よていしていた8つの内3つは実施できずに終わってしまいました。


他の団との活動はいろいろな意味で、メリットを感じました。