災害が発生し食事の提供をする際に、何食でも食べ続けられることが大切で、そのために提供する食事に工夫が求められます。
東京23区を例にとると、機材や設備が整い、食材が一通り準備可能になるまでには、大震災が発生してから1週間はかかると思います。
すぐに食べられる、カンパン、カップラーメン・・・何食食べ続けられます。そんな時に、温かいご飯は貴重ですが、それも食べ続けられるにはということで、練習を重ねている分、いろいろな味を試してみました。
左から、ミックスベジタブル(冷凍品)、キムチ、麺つゆ、ケチャップ、カレー粉・・・家庭にありそうなものを揃えました。
シンプルに梅干しです。
シーチキンと塩昆布
先ほど、中が見えにくかったミックスベジタブル、お茶漬け梅・野沢菜・さけ
ホットケーキミックス入れました。
ピンボケ画像ですが、お茶漬けの梅を入れた状態です。お米は1合入っています。
これらを煮沸した鍋に投入します。
投入直後、パッケージの中の水が飲料可能であれば、鍋の中の水は川や海の水や雨水などでも炊飯が可能です。
しばらくすると、このようJに空気が入ったパッケージは上に浮いてっしまうために、十分な加熱ができず、膨らんだものが多いと、湯の中から持ち上がってしまい、結果的には加熱が不十分になってしまいかねません。
輪ゴムをする段階で、空気を抜くという工程はとても大切です。
炊きあがったご飯です。パッケージを見て、左の上から、カレー、梅干し、お茶漬けの野沢菜、梅干し、麺つゆ、白飯です。
1つ前の画像とは、違っていますが、左からミックスベジタブル、卵焼き、カレー・お茶漬けの野沢菜、お茶漬け梅です。
白飯よりも、味が付く方が好評でした。特に、塩分を含んだものが良いと言っていた方が多いです。おにぎりを考えると、塩やごま塩などが好まれていたり、ご飯にかけるふりかけも塩分系のほうが多いですよね。ごはんには塩分が合うということでしょうか。
これだけの鍋があれば・・・トン汁作りも可能ですね。トン汁で加熱もありですね。
ただ、被災地も災害が発生し、しばらくすると、炊き出しで「トン汁だけは勘弁してください」という声も少なくないようです。事前に、現地の意向を聞いて準備をすることも大切ですね。
鍋については、次回ご紹介します。卵焼きの調理方法は機会を見てご紹介します。
ハイゼックスは、ヤフーのオークションで100枚1300円程度で購入可能でした。