含み損=2008年の10倍!
米国公的機関のFDIC(米連邦預金保険公社)が公表している米国の民間銀行が保有する証券が現在、どの程度の利益を生んでいるのか?
若しくは、含み損になっているのか?
──を四半期ごとに表すチャート。
0より上にあるのが保有証券において、利益を生んでいる場合。
0より下にあると、含み損を抱えている状態。
見ての通り、
2008年リーマンショックの10倍の含み損を抱えている状態が分かるチャートです。
***
金融関連の専門用語がどれも小難しくて、それ故。簡単に素人は翻弄されるか。門外漢として放り出される。或いは、面倒臭くなって自ら放棄する。
そんなところでしょう。私とて同じです。だから、レバナス1本さんの動画を完全に理解する気にもなれないわけです。
しかし、
ここだけでいい!
既に、米国民間銀行が現時点で抱える各種証券の含み損=リーマンショック2008年の
10倍に達しているという。その一事です。
まだ、売りが確定しているわけではないので。今後の市況次第ではこの含み損は更に大きく膨らんでいくだろうというのも、容易に想像出来る。
参考動画──
★★★
FRBの政策金利の推移
もう一枚、チャートを見てください。FRBの政策金利の推移が分かるチャートです。
米国
ECB(欧州中央銀行)
日銀
──3者の政策金利の推移。あまりにも露骨。このチャートで、少なくとも2つのことが理解出来る。
1、日本の政策金利は世界に追随していない or 追随出来ない。させてくれない!
1、前述の米国民間銀行の含み損の発生はFRBの急激な高金利政策が発火点。
参考動画──