スピード

 

 

何回あっただろう。

レフトから古賀の1本。

レフトから石川の2本。

バックライトから古賀の1本。

ライトから林の1本。

 

ハッキリ覚えているのは、この5本。

 

何が違うのか?

スピード

である。昨日のゲームを観ていた人間なら分かる。明らかに攻めが早い。何か、これがすべてだと感じる──きっと、中田監督が明確に出来なかった…具現化出来なかったものが、これだ。

 

今は、

真鍋監督

竹下監督付戦略コーチ

がいる。

 

中田の出来なかったものを同じセッター出身の二人が修正し具現化した。昨日のゲーム。相手ブロックの体制が完全に整う前に打つ!

 

これがすべて。

残り俯瞰する目。

 

状況判断の積み重ね。

 

この一瞬にも近い違いが…である。

 

表彰台を左右する。

 

もし、これが機能するなら。

表彰台は夢じゃない。

その出来次第では

金だって…射程距離範囲である。

 

中国が日本の成長に危機感を抱いてるという。

 

つまり、このスピードである。

 

平均身長で10cm以上にハンデがある。日本。

 

しかし、4次元的解決策があった。

 

但し、これが機能するのは相当に難易度が上がるのだろう。セッターだけが良いだけじゃ、

全く足りない。コート上の6人全員の一致した視点が必要だ。連携のスピードが命だから。そこにライト、レフト、ミドル。バックセンター、バックライト。更に、数種の速攻。

 

変幻自在に見える姿

連携のスピードが為せる業

である。

 

それを昨日のゲームに観た。それは例えば、

相手がどうこうではなく。

自分たちの平常心からの連携による。

すべては時間の短縮である。

 

さて、アメリカ戦。

 

龍