情報戦争…集合無意識争奪戦

 

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で、この集合的無意識がどういう状態になっているか?ということが、こっちの世界に非常に重要な要素になってくる!という話で。この世界観なんだよね。

 

つまり、嫌なことばっかりがあって。で、嫌な奴ばっかりがいて。みんなの心がこうやると、それがミミズ君の中に溜まってって。こいつが巨大地震起こして、こっちの15万人を殺す!っていう話が『かえるくん、東京を救う』。

 

で、これはだから、戦争が起こったりとか。いろんなことが起こる時に、必ず生じる集合的無意識の中に溜まるそれぞれの中の憎悪みたいなもの。これが邪悪なるものって言って。

村上春樹の “敵” だった!わけ。村上春樹は、その敵っていうものと。この構造における不条理みたいなもの2つを敵だ!とみなして書いて来た作家でさ。

 

今回、その『ピンドラ』でなぞっているのは、地下鉄サリン事件の不条理っていうことを。この構造の中で、明らかにしようとしている!というね。それで、その題材として『かえるくん、東京を救う』っていうのをやってて。で、抱いたりして表現しようとした!ということで。

 

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【輪るピングドラム考察⑤】第10~12話「1クールまとめ」

 

掲題:村上春樹『かえるくん、東京を救う』~山田玲司『輪るピングドラム』考察

 

当該動画──

 

 

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村上春樹『かえるくん、東京を救う』解説|見えないところで守ってくれる人がいる──猫じゃらし文芸部

 

当該動画──