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スタンディングオベーション
本拠地ドジャーズ・スタジアム、初打席。打席に入っただけで、スタンディングオベーションも勿論、凄いことなんだけど。
実は、この後に続く画を見ていて。その動画を観ていて、思考が止まっていたことに半日経ってから気づきました。
現象面ではこういう事態が推移しました。
ノーアウト1塁。
バッター2番大谷
です。
2ストライク、1ボールからの4球目。ライト左を抜ける2塁打になります。
問題はこの後です。恐らく、大谷は1塁ランナーは本塁へ向かう!と判断。
しかし、ここで相違点があった。1塁ランナーと3塁コーチは3塁ストップを選択。大谷は3塁ベース上、タッチアウト。
解説者──
ベッツだったら、回ってくれる!と思って。3塁ベースコーチのイーブルのサインを見なかったってことですね。
半日はね。私の顕在意識も又、現象面に起こったことだけを見て悲嘆しています。折角、最初の打席2塁打打ったのになー。
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何が起こっていたか?
大谷のベースボール・スピリッツです。止まった思考、見ているのは。潜在意識は何かを感じ取っている。それを言葉に翻訳するのに半日掛かる!ということです。
もし、この試合が違ったシチュエーションだったら。例えば、シーズン最終盤。
9回裏、ツーアウト。
ランナー1塁。
バッター大谷。
1点ビハインド。
この試合に負けたら、もうドジャーズのワールド・シリーズへの進出がなくなる──そんなシチュエーションだったら、どうですか?
躊躇なく2塁を回ったのは “あの” 大谷です。判断は誰でもない、大谷です。
球場全体の空気から、両軍の殺気までピークに達している。そこで、適時打です。1塁ランナーの精神性。3塁コーチの精神性を言っています。
同じことが起きますか?
大谷の精神性を視ています。
この2塁を回った大谷を見たドジャーズベンチは何を感じたか。私は前向きに捉えます。恐らく、勝利への執念ですね。本当は、こんな簡単な言葉で表現出来ない。言葉に言い表すことの出来ない何かです。
私はこの3塁ベース上、タッチアウトのシーンだけで。1015億を払う価値はあると感じます。チームは “あの” 常勝軍団ドジャーズです。
その上のことです。その上に起こったことです。
★★★
当該動画──