1973.2.9東京厚生年金会館
James Taylor&Carly Simon
You Can Close Your Eyes (HD) - James Taylor & Carly Simon
★★★
私の音楽的基礎
ほとんどの音源を持っているアーティスが二人。
そのうちの一人が、James Taylor
もう一人が、Bill Evans
1973年
──と言えば、14歳。中学1年生。
ある日、学校から帰って。テレビを付けたら、画面にこの二人が出ていた。何を歌っていたのかな、「You've Got A Friend」だったと思うが。
もしかしたら「You Can Clese Your Eyes」だったかも知れない。
Fire And Rain
──James Taylorの出世曲だ。
1979年『Flag』までは徹底的に聴き込んだ。ほとんど、James Taylor以外のアーティスを聴いた覚えがない。だから、Beatlesにも全く、関心のなかった中学生、高校生時代だった。
つまり、私の音楽的基礎の土台部分=James Taylor
ここが出発点。
ここから、話は始まる。
★★★
バックビート
──の話をしたいのだ。
4~5日前かな。日本の洋楽界のすべてのバックビートの考え方が根底から間違っている!と指摘する人物に出会った。
最初、全然分からなくて。でも段々、腑に落ちて来る。この辺を何本かの記事を使って表してみたい。
これは、その人物も指摘しているが。ただの洋楽界の一場面の問題じゃない。日本文化の根幹。この国の未来に関わる問題だ。すべてがこんな感じで、盲目的にただ、ただ時間だけが流れ過ぎたのだ。
感覚、身体の感覚を如何に。この国の教育が無視して来たか。その証左の代表的問題が。この
バックビートの問題である。
もう少しだけ、James Taylorを引き合いに出す。
★★★
West Coast
ウエスト・コーストの音楽が性に合った。
Wikipedia抜粋──
また1970年代以降の場合は、西海岸のイーグルス、リンダ・ロンシュタット、ドゥービー・ブラザーズなどのロックを指している。また、ソロでは、ジャクソン・ブラウンやジョン・デヴィッド・サウザーといったシンガーソングライターたちもウェスト・コースト・ロックの一員だった。
太字=注。皆、好き!
自分はただの愛好者だから、言えるんだ!と思う。生死にかかるような問題じゃなかった。音楽方面は。だから、分からなければ。放っておけた。
でも、今、 “救世主” が現れた現在。この60年になろうとする音楽鑑賞人生。 “俺の方が正しかったんじゃねぇーの…” という思いがする。
バックビートの捉え方が根底から間違っている。
だから、今。自分の音楽鑑賞人生を振り返った時。日本の音楽、ポップスに今でも聴きたいと思える曲がほとんどない!
① その原因。
② コンサート会場での手拍子の問題。
二番目はまだ、仮説…自分はよく、コンサート会場で。聴衆の裏で手拍子を取っていた。「あれっ? 間違った…」と思って。周囲に合わせたが、考えてみたら。その辺も “バックビート” の取り違え。それも、「過去~今。日本全国。洋楽全般。すべてに渡って、バックビートの捉え方が真逆だ!」と指摘する人物が現れた、今。
これだけ、一生懸命にジャズを独学で勉強しても。腑に落ちることのなかった “リズム、スイング、シャッフル” の問題。
少なくとも、このバックビートの問題を指摘した人間は。これまで一人もいなかった!
──これは事実なのだ。
だから、私の音楽の土台。
James Taylorにしても、そりゃあ。本場、アメリカ。スティーブ・ガット(Dr.)を初め。錚々たるウエスト・コーストの重鎮プライヤーと共演して来た。アーティスト。
軽音楽のジャンルに入るかも知れないが、バックビートの捉え方を間違うはずがないのだ。その人物も言う。アメリカの音楽界で、バックビートを取り違えている人間はいない! あまりに常識過ぎて、向こうでは話題にも上らないことが。
戦後、日本教育の狂乱と同じくして。日本の洋楽界で一度も、その誤りが糺されたことがなかった事実。恐るべきことだ!と思う。
以下、別稿。