少し前から、愛機VAIO/core i7が不具合を起こすことがあって、そろそろ寿命ではあるなと。そんな具合で、新しいnote pcを購入しまして、そのセットアップに丸二日ほどかかったと。流石に、コンピュータも10年以上経つと、動くのは動くのだけれど、どうしてももたつきます。
それもあったのと、やはり内面の変化も大きくて、世間で起こっている事象が何か他人事です。
★★★
本日は昨日見た、大井幸子さんと及川幸久氏のタッグで “ブレトン・ウッズ3”を取り上げてみます。
ブレトン・ウッズ1=戦後~ニクソン・ショックまで。金本位制で固定相場制。
ブレトン・ウッズ2=ニクソン・ショック~現在まで。変動相場制。
ブレトン・ウッズ3と聞くと、何やら “格好いい!” 響きです。言葉というのは不思議で、こういう音の響きでどれだけ影響を与えるか違って来たりします。
細かい説明はさておき、つまり、ドル覇権終焉までの一つのプロセスです。
ウクライナ騒動後、アメリカ・バイデン政権のロシアへの経済制裁に荷担しない国々が出ていると。それが以下の国。
ブラジル、インド、南アフリカ、中国。アメリカのドル覇権が気に入らない国ですよね、簡単に言えば。
国際基軸通貨ドルを介さずに、取引をしたい国々です。
もう、大きなトレンドです。
もう一つ、大きな要因としてはアメリカ・トランプ(元)大統領の思惑も絡む。
それにしても、事が進展するスピードが速い。
私が最初、ここにドル覇権は終焉すると書き込んだ時にはまだ、ためらいがありました。
そんなこと誰も、考えてないよなー、って言う感じ。
それが、数ヶ月後にはすでに、ドル覇権の終焉は既定事実化しています。
★★★
ただ、私が今回、及川さんの動画を見て感じたのはもっと、違う局面です。
偏(ひとえ)にこのこと。
世界が厳しく、二つに分かれて行っています。
もう、中間がほぼなくなりつつあります。
それは日本国内であっても、そう。一昔前まで、日本は “一億総中流” と言われていた。皆が、皆、自分は「中の中」という意識で日々、生活していました。
それが今や、何処の国の話という気配。
この分裂の先鋭化して行く、その先にきっと、地球の二分化はあるのでしょう。
それはどこか、夢見心地のロマン溢れる空想じゃない。
それは息づかいの激しい、人の日々の現実の先に確かに存在する。
あくまで、それは現実の必然的な結果でしかない。
そんな風に感じるこの頃です。
★★★
及川さんはかなり、今回の内容に慌てふためいている様子。
国際金融の世界を地で行っていた方としては、当然なのかも知れない。
大井さんとのコラボ動画の後で、わざわざ補足の動画を録っています。
その二つを上げておきます。
きっと、ブレトン・ウッズ3の激震は大陸移動あるいは大陸沈没ぐらいのインパクトなのでしょう。