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ジェジュン、バラード中心の新作『愛謡』で見せた“新しい姿” 収録曲から感じるアイデンティティ

https://realsound.jp/2020/01/post-492683.html

 

 日本ではバラエティに多く出演し、K-POPファン以外の大衆層に大きくアピール。また、『ミュージックステーション』などの音楽番組の出演、J-POPのカバー曲を収めたアルバムのリリースと、精力的な活動を行ってきたジェジュンが4年ぶりに韓国でミニアルバム『愛謡(Love Song)』をリリースした。同作を聞きながら、ジェジュンの音楽について考察したい。

“新しい姿”を見せた『愛謡』

『愛謡』は「愛を謡う」という意味があり、タイトル曲「Tender Love」をはじめ“愛のときめきから別れまでの多様な感情が収められて多くの人々の心を慰める”というバラード曲をメインに構成されている。ジェジュンにとって、韓国でのタイトル曲にバラード曲を起用するのは初の試みだったという。韓国の雑誌『DAZED』のインタビューでジェジュンは「4年ぶりのアルバムだとファンの期待が大きいでしょうが、静かなバラードだとがっかりしないだろうか心配でした」と自分の不安だった気持ちを吐露し、「自分の新しい姿を見せたかった」と語っている。

 

 「Tender Love」は、ジェジュンの優しい歌声が映えるバラード曲だ。イントロはピアノの伴奏の中からはじまり、しっとりとジェジュンが楽曲のストーリーを歌い上げていく。後半に向けて徐々に盛り上がりを見せる、ドラマティックな展開に仕上がっている。韓国のシンガーたちは、切ない思いをメロディに乗せて感情的に歌うのが非常に上手いが、ジェジュンもアルバムのバラード曲ではその才能をいかんなく発揮している。

 

 アルバムは5曲中3曲がバラードで彩られているが、先のインタビューで本人が語っているように、「自分の新しい姿」がこの選曲になったのだろう。日本のアルバムでもバラード曲で存分に私たちにジェジュンの歌手としての魅力を伝えてくれたが、今回の韓国のアルバムでも存分に反映されている。

 

 4曲目の「Secret」は、ジェジュンが尊敬しているボーカリスト・hydeのバンド、L’Arc〜en〜Cielを彷彿とさせるポップロックだ。この曲は昨年日本でリリースした『Flawless love』など、今までのジェジュンの音楽との繋がりやコンサートなどで精力的に活動してきた“ロッカー”ジェジュンの姿との重なりを感じることができる。コンサートで盛り上がりそうな曲だ。

 

 彼のアイデンティティがはっきり出ており、たった4曲ながらとてもジェジュンらしいアルバムになっていた。

 

初週で10万枚以上売り上げ、衰えない人気

 今回は韓国での音楽放送活動はないものの、『愛謡』の売り上げは、初週で10万枚を超え、22カ国のiTunesのアルバムチャートで1位になったという(参考:Korepo)。それだけ彼の韓国での音楽活動の再開を待っていたファンがいたということだろう。4年ぶりでも人気が衰えていないことを証明した。

 

 1月18日、19日の2日間、ソウル・慶煕(キョンヒ)大学平和の殿堂でのコンサート『2020 KIM JAE JOONG Asia Tour Concert』を開催した。久しぶりの韓国のコンサートは大盛況に終わり、2月22日のタイ・バンコクを皮切りに、ジャカルタ、クアラルンプール、台北、マカオでも開催する予定だ。

 

 韓国、アジアでも再び本格的に活動を開始したジェジュン。2019年は日本での活躍が多かったが、2020年はさらに飛躍する年になりそうだ。

 

■西門香央里
東京在住のフォトライター。K-POP、韓国トレンド、旅行、グルメ、カルチャーなどを中心にWebメディアなどで活動中。年3~4回の渡韓でエネルギーを蓄えている。いつまでも年齢不詳でありたい通年おかっぱの人。座右の銘は「努力は裏切らない」。
寄稿媒体:いまトピ、エキサイト、TABIZINE、SHELBEE…等