JJです。

ジブリの「コクリコ坂から」を、DVDで観ました。


監督は、宮崎駿氏の長男、宮崎吾郎氏。

初監督作の「ゲド戦記」から、5年?6年?ぶり。


感想から言えば、

「お話として、うまく、まとめてあって、登場人物にも、ひとりひとり個性が出ていて、ゲド戦記より、ずっといい!


けれど、見終わった後の感想としては、盛り上がりに、もひとつ、欠けていて、(それは、父:宮崎駿氏の脚本のせいかもしれないけれど)、


できれば、もっと、見終わった後に、元気になれるエンディングでも、よかったのに・・・。


でも、作品としては、とっても良質。」という感じでした。


星☆☆☆ 3つ。

コクリコ坂から [DVD]/出演者不明
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勢いで、DVDレンタルされていた

「ふたり/コクリコ坂・父と子の300日戦争~宮崎駿x宮崎吾郎~」も観ちゃいました。


かつて、NHKで放送されたスペシャル。


魂のない絵を描いてもしょうがないよ」と、容赦なく、息子をぶった切る父:駿氏に対し


アニメ界のたたき上げでなく、ジブリ美術館の空間コーディネータを担当したことから、アニメ監督業に、飛び込んだ”偉大な父”をもつ、吾郎氏の苦悩


3.11の震災時、コクリコの製作追い込みだったジブリが、3日間休もうとした時、駿氏が、「こういう時こそ生産現場は離れちゃ駄目です!」と、断固主張したエピソードを見ると、


同じ「物創り」を生業にしている者として、この仕事の原点というか、厳しさを、今一度、感じた次第。


NHK ふたり/コクリコ坂・父と子の300日戦争~宮崎 駿×宮崎吾朗~ [DVD]/宮崎駿,宮崎吾朗

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<JJTOMの映画星とり基準表>

星5つ :私の中で特別の作品。

星4つ :劇場で観て、”おもしろかった!よかった!”と足取り軽く席を立てる作品。

星3つ :劇場でみたいが、”おもしろかった!よかった!”には、いまひとつという作品。

星2つ :劇場で観るには、もったいない。DVDリリースを待った方がよかったという作品。

星1つ :観る時間がもったいない。観るに値しない。

星0つ :制作者を疑う