JJです。
先日、ご紹介した
2010年12月13日読売新聞の記事
拡張型心筋症に新治療(免疫吸着療法)・・・大阪大 有害な抗体血液から除去
この阪大の臨床治験が、2010年2月から慶応大、北里研究所病院等で実施されている臨床治験と同じか?、それとも、また別の治験なのか?
UMIN臨床試験登録システムTOP で調べてみました。
まずは、「心筋症」で検索してみると・・・・7件 Hit
そのなかで、現在、記録が更新されているのは、以下の4件。
これを見る限り、拡張型心筋症への免疫吸着療法の治験は、2010年1月29日登録のひとつだけですね。
ということで、阪大で始まる治験は、おそらく、慶応/北里の治験と同じと思われます・・・・・ん?。
あれ? 治験実施施設名に、阪大病院がない・・・・・
う~ん、これで、どっちか、わかんなくなったなぁ。(@Д@;
阪大が、これからUMINに、臨床試験登録するのかもしれないな・・・・
なぜ、私が、阪大の治験と、慶応・北里の治験が、同じか、違うかを、気にしているかというと、実は、今回の阪大の記事の中のある一文が、ひっかかってるんです。
2010年12月13日読売新聞
拡張型心筋症に新治療(免疫吸着療法)・・・大阪大 有害な抗体血液から除去 から抜粋
「同大学医学系研究科の澤芳樹教授らが取り組むのは、免疫吸着療法と呼ばれる治療法。血液を患者からいったん取り出し、害があるとされる抗体を吸着剤で除去して体に戻す。今後3年間で約10人の患者に、1回約5時間の治療を5日間実施して、安全性などを確認する予定。」
そうです。
「今後3年間で約10人の患者に実施して、安全性などを確認」
ということは、治験が終了するのは、少なくとも3年後という意味で
いやはや、まだまだ、先は、長いのかなぁ・・・って、思っているわけです。