JJです。
<拡張型心筋症 経緯5>
5.レントゲン写真 2008年5月の話
夜中、人生はじめての喘息発作をおこし、救急病院到着後、受付を済ませ、少し待っていると、診察室に呼ばれました。今夜の状況を伝えたところ、やはり気管系があやしいとのことから、レントゲンを撮ることになりました。
救急病院の先生は、出来あがったレントゲンを見ながら・・・
「肺に問題はないですね。少なくともレントゲンでは問題は見あたらない。」と言いました。
ただ、これまでアレルギー経験がなく、43歳で突然現れた喘息症状。先生もその事実に首を傾げていました。
今、振り返れば、2007年3月、2008年3月の健康診断で心電図異常が出ていたことから考えても、就寝時に喘息症状が出ていたことから考えても、この症状が、心臓肥大による呼吸障害であったと思われます。
僕の心臓はこの時、すでに肥大しはじめていたのでしょう。
しかし、残念ながら救急病院の担当医は、レントゲンで、それを見抜いてはくれませんでした。
2008年3月の健康診断でもレントゲンを撮っていますが、心肥大の指摘はありませんでした。
ここで、病気発見のチャンスをひとつ逃してしまったわけです。
私の失敗といえば、健康診断で心電図異常があったことを先生に伝えなかったこと。
先にも書きましたが、私の中のイメージで、心臓と咳が、どうしても繋がらなかったんです。喘息のしんどさで、心電図異常のことをすっかり忘れてしまっていました。この失敗は、発見を遅らせた一因といえるでしょう。
みなさん、健康診断で異常を指摘されたなら、きっちり再診を受けましょうね!
この後、夜の喘息症状は、少しずつ悪化していきます。
(つづく)