JJです。
唯一の不安(βブロッカーの維持量)について、前の記事の続きです。
<JJのβブロッカー投薬記録>
10/07-10/08(2日間)
2.5mg/日
10/09-10/15(7日間)
5.0mg/日
10/16-11/14(30日間)
7.5mg/日
11/15-12/12(28日間)
10.0mg/日
12/13-01/23(42日間)
10.0mg/日を継続予定
製薬メーカによるアーチスト錠の用法用量からの抜粋では、
”去血性心疾患または拡張型心筋症に基づく慢性心不全に対して、通常、維持量として1回2.5~10mgを1日2回食後経口服用する。なお、年齢、症状により、開始用量はさらに低用量としてもよい。また、患者の本剤に対する反応性により、維持量は適宜増減する。”とあります。
つまり、薬品メーカは、維持量として1回2.5mgx2回=「5mg/日」から、1回10mgx2回=「20mg/日」の間を推奨しているわけです。
それからすると、私の現在の投薬量10mg/日は、製薬メーカの推奨範囲のど真ん中です。
あとは、拡張型心筋症の予後をよりよくするには、
・維持量を増量可能な範囲で最も多くするべきなのか?(具体的には製薬メーカ推奨の上限20mg迄増量すべきか)?
それとも
・今現在、良好な回復基調が認められるので、現状(10mg/日)をもって増量をストップして、維持するのがよいのか?
このあたりの判断は、製薬メーカの用法用量記述にある”患者の本剤に対する反応性により、維持量は適宜増減する”に基づいて、個々のドクターによって、判断の分かれるところだろうと推測します。
このレベルの投薬方針の妥当性を求めるならば、今の病院より多くの拡張型心筋症の患者を扱っている病院・医師を受診してみるしかないかな?と思っています。
具体的な、アクションとしては、セカンド・オピニオン?と思うのですが、この制度を利用するには、そのメリットとデメリットを勉強する必要があるみたいです。 焦って動いて、医師との信頼関係を損ないたくはありません。
幸い現状の経過は良好です。
じっくり調べて、それからよく考えて行動したいと思います。また、ご報告しますね。
ちなみに、
日本では、欧米に比べβブロッカーの維持量が少ない傾向にあるとのことです。
それを聞いて、当初国によって治療方針が違うの>?と驚いたのですが、よく考えてみると、人種によって体格も、体質も異なるんですから、国によって薬の量が異なるのは、ある意味当然なのかもしれませんね。
こういう医療の世界のことも、いろいろ調べてみると面白いですね。