JJです。


<拡張型心筋症 経緯9>


9.お医者さんの技術力 2008年9月頃(入院直後)の話”


国内の拡張型心筋症の患者数は、1999年で約17700人。しかし、これは病院で診断が確定した人の数。心筋症は症状が出にくく、実際の患者数は、もっと多いと言われています。


咳がでても、気管支喘息や風邪かと思い、病院に行かずに、発見が遅れることもあるのでしょう。


ただし、患者側だけでなく、お医者さんの技術力にも原因があるかも・・・・。


9月に心肥大を見抜いてくれた病院の内科の先生曰く、


「え?救急で5月,6月にレントゲン撮った? 本当?それで心臓肥大って言われなかったの?」

「6月には、CTも撮った? それで・・・(心肥大って)、言われなかったの?」


そして、何度も首を傾げて、小さな声で一言「兆候はあったと思うけどなぁ・・」。


おそらく、見抜けなくてはならない症例だったんでしょう。


でも、技術の差というのは、たとえお医者様の世界であっても、厳然と、あるんですね・・・。


技術の世界には、上には上が、下にはしたがいる。


これは、もうどうしようもない現実です。


患者としては、自身の病気をもっと理解して、主治医といっぱい話をして、信頼できるのかを、しっかり見極めて、自己防衛するしかないんでしょうかね。