いくつかの桃色の山が…







あいつは、ふわと座って遊んでる







台風







うわあ、一面が桃色…







髪に、唇に…







ふれては、去って行く







桃色の海の中







立っているの?







沈んでいるの?







あったかい春の桃色の海の中







そこに、あいつは、ふわと座って、気づいてるのかな?







あせるろうと思ったけど






もう少しこうしてよ…こうしたい
どうして、海辺、まだ寒いよ







ああ







ああって、寒長音記号1







一緒に波に触ろう。







えー







いいから、せーの






ひゃあせる







星に触れただろう?















その記念に、はい、これ







石?







俺が青いの持つから、赤いの持ってろよ







あ、「俺」って、言ったー、どしたの?
ねぇ、ふわ、言ったよねぇ、「俺」だってー(笑)







別に笑わなくてもいいだろ、こらパンチ!







ざーんねん、まだ当たんないよーだ(笑)
とっても綺麗だよ






あ、消えた







でも、また来る…







いろいろに動くとても綺麗な色たち






あ、消えた







私にある、これをあなたにって







消える度に、手でつかもうとするけど、







何度も何度もやって来る綺麗な楽しな色







じっとして声も出せなくても







それでもやって来る綺麗な楽しな色