ふだんよく通る道際に、このような表示があるのですが、今までさして気にとめていませんでした。

ところが、これが『摂津名所図会』に記載されていたのです。

「武庫郡・菟原郡」編「芦屋里の湯本薬師堂」に載せられています。

~芦屋浜の潮、此の薬師堂の下を潜り、有馬温泉山へ通じ涌出すといふ、故に此の浜を有馬浦、有馬潮といふ、又寺を塩通山報恩寺と号し、いにしへは、伽藍巍々たり。後世廃して一宇となる~」とあります。

 

今後は、もっともっと近辺を観察せねば…。反省しきりです。