『地球の履歴書』(大河内直彦、新潮社、2015.9.20)

熱球から始まったこの星はどうやって冷え、いかにして生物が生まれたのか?

科学の発達とともに、私たちは少しずつ地球の生い立ちを解明してきた。戦争や探検、数学の進歩や技術革新などのおかげで、未知の自然現象の謎は氷解してきたのだ。海面や海底、地層、地下、南極、塩などを通して、地球46億年の歴史を8つのストーリーで描く。講談社科学出版賞受賞のサイエンティストによる意欲作。