此花町・笠市町 人持組上屋敷群跡地/浅野川左岸の大きな町人地の一角/寺社地 1 | KANAZAWA SIGHTSEEING 2013~2015 金沢市とその近隣市町の町家・建物・路地・街角・町並み・風景の記録

この地区は、金沢駅前から浅野川左岸にかけての大きな町人地の一部だったところです

 

かつては刀鍛冶や笠問屋が並び、商人のほか職人も住む「地子町」として発展したものと思われますが、この地区はまた寺社の集まっているところでもあり、寺社の門前町でもあったのでしょう

 

現・此花町のJR金沢駅東口近辺は、人持組(上級藩士)大きな上屋敷が集まっていたところです

また、現・笠市町も含め、人持組の下屋敷地も多くあったところです

 



 

古い洋館




消失していく町家が多いが、このような新築改築される町家も少数みられます





















恵光寺






西勝寺








 

真宗本願寺派本願寺金沢別院(西別院)
本堂、経蔵、鐘楼が県指定文化財、山門が市指定保存対象物

 

本堂


 

経蔵

六角形の建物

 

山門、鐘楼


 

上宮寺



照円寺



光専寺

 

浅野川


 

 

【その他参考】

●旧巴町は、人持組・伴八矢の下屋敷(家中町)があったところで、その家紋「左三つ巴」にちなんでつけられた

●旧象眼町は、地子町の一つで、象嵌師が住んでいたところ

●旧鍛冶町は、三代藩主、前田利常から刀鍛冶等で宅地を給わったものが住んでいたところ

●旧堀川町は、港から城下へ荷物を運ぶために浅野川を掘り開いた一帯