経営の定義
全ての組織はその構成員達からなっている様に、固有した設立目的を達成する為に様々な資源を効率的に使用しなければならない。
組織の目的は例えば、マクドナルドの経営者の様に顧客が必要とするハンバーガー(製品)を、お金を貰って沢山販売することであったり、大学病院の院長の様に病院の能力を最大に発揮して、患者を完治させることであったりする。
一般的に利潤を追求する企業の目的は、売り上げ規模、純利益、市場占領率、顧客満足、従業員満足の様に定量的な目標として表すこともできるが「世界最高水準の製品を生産する」という様な定性的な目標として表すこともできる。
この様に全ての組織はその目的を達成する為に様々な資源を環境から獲得して使用する。
ここで資源(resource)とは人的資源、物的資源、財務資源、情報資源を意味する。
人的資源(human resource)とは経営者の才能(managerial talent)と従業員の労働力(labor)を言う。
組織構成員、個々人の創意性と自発的な協力は大変重要であり、経営において人的資源の役割の比重が少しずつ大きくなってきている。
物的資源(physical resource)は、企業が製品とサービスを生産するのに直接的に使われる資源、つまり目で確認することのできる類型の資源である。例えば、工場や、事務所等の不動産、生産設備、原材料等だ。
この様な物的資源は企業存続の為には必需な要素であるが、企業競争力確保の為の要素としての役割は最近になって次第に落ちてきている。
財務資源(financial resource)は、企業を創業して運営するのに必要な資源を意味する。
この様な資金は創業者が自主的に準備したり、株式や、債券などを発行して投資者から提供される場合もあれば銀行等の金融機関から融資される場合もある。
企業はこの様に準備された資源から、生産設備や、事務所を構え、従業員の採用をする。
情報資源(information resource)とは、企業が製品やサービスを生産する前に消費者達が何を要求しているのか、又は競争者達はどの様に生産して生産費用はどのくらいなのか等を把握し、戦略を立てて正しい意思決定をするのに必要な資料を意味する。
企業は、この様な資源をうまく活用することで競争優位(competitive advantage)な立場になると言える。
以上のことから
経営(management)とは組織から物的資源、人的資源、財務資源、情報資源など様々な資源を効率良く効果的に利用し、顧客が必要としている製品やサービスを生産し顧客に伝達する連続的な過程(process)と定義することができる。