こんにちは。

今日は、大井町で心理セラピーカウンセラー勉強会に参加してきました。

今日のテーマは家族の中での子供の役割でした。

身勝手な親が子供に押し付けた役割のせいで子供の生涯に渡る生き方に影響します

 

 

搾取子と愛玩子

さくしゅ子とあいがん子と読みます

今日は搾取子(さくしゅこ)のお話しです

 

搾取子とは身勝手な親の

 

慰め役:親に大丈夫?など、いつも気を使う役割など

 

ゴミ箱役:暴力を受け続けた、愚痴を聞かされ続けた、

悪者役

(気が付かないあなたが悪い、できないあなたが悪いなど)

 

使用人役:家事をやらされていた、家族の誰かの面倒をみさせられたなど

 

親が自分の役割を果たさず、子供を利用していた

この様な環境で育った子を搾取子(親にエネルギーを搾取されていた子)と言います

 

自分を殺し、好きな事も嫌いな事も言えない、こんなの嫌だとも言えず

我慢して、親の機嫌を取ってその役割を演じる

こうして自分を守る事しかできなかった搾取子

子供は無力です

 

そうしてこの役割が習慣になり、疑問にも感じなくなり

すっかり身に付き大人になると大変なんです

なぜなら大人になっても、これを続けてしまうからです

 

誰かの役に立たないといけない様な感覚があり

役に立って喜ばれたい

そうしていないと落ち着かない

 

だから、問題がある人、闇が深い人、あなたに頼る人、甘えてくる人

に惹かれてしまいます

役に立ちたいと無意識で思っているからです

 

そして、その人の役に立とうと努力します、尽くします

自分を犠牲にしてがんばります

挙句の果てに疲れます、無理をしているのでとても疲れてしまいます

だって、本当はやりたくないから

でも、そんな風にしか人とのつながり方がわかりません

 

そして、これだけ尽くしたから、役になったのだから

自分を犠牲にしているのだから

愛してくれる?分かってくれてる?、私の努力を認めてる?

と確認したくなります

 

相手の反応が良くないと

怒り出します、すごく怒ります、カッします

なんでわかってくれないの!!!!!!!と

物に当たったり、子供に当たったり、気に入らない店員に

近所のあいさつしない人に、誰かれかまわずイライラします

ものすごい不満を我慢しているので、怒りも大きいです

 

この怒りの正体は、親への怒りです

無償の愛が欲しかった

愛して欲しかった

寄り添ってほしかった

話を聞いてほしかった

遊んで欲しかった

このもらえなかった過去の暖かい心の安らぎを、違う相手に求めているのです

 

求められているパートナーは、何が何だか分かりません

 

では、どうすればよいのか

その役割を降りると決め、どう生きたいか

自分に問いかけてみましょう

どんな風に人と関わりたいのか

あなたの生き方は、あなたが選んでいいんです

もう無力の子供ではありません

応援しています!

 

★明日は愛玩子(あいがんこ)のお話しです