良くも悪くもサッカー選手は目に見える結果を求めがちな人種です。
「日々努力をする目的→そして努力した後の結果」について。会社員にとっての、サッカーが上手くなって、いいチームに入って、年収5000万円もらって海外移籍して代表に選ばれて!とはどういう状態・状況なのか!?
⚪️まずは大企業に何かの伝(つて)を使って就職できた場合編です。
個人的に最も羨ましいと思うのは、結婚を考えている彼女のご両親から認められやすい点です。
サッカー選手を引退し、いわゆるコネで入るケースで、トップダウンである社長経由で一部上場企業で働いている選手もいます。社長がご縁と感じてくださり、元々スポーツマンでアスリートのセカンドキャリアに対し支援の一環として手を差し伸べてくれていたパターンがいくつかありました。
個人の「与信・世間的信用」が高まるわけですから、勤続年数を重ねるごとに住宅ローンを低金利で組めたり、複利厚生も手厚く受けられるはずです。
しかーーーし! だけどもだっけーどっ。
辞めたい病があっという間の三ヶ月で訪れるそうです。
んーまー当たり前かもしれません。 目的意識もなく、仕事内容というより会社規模と経済的安心感獲得のために選んでいるんだから確率的にはそうなる可能性が極めて高いのは明白な気がします・・・。
後に可愛がってくれている入社10年先輩の給料額などを風の噂で知ってしまい、大概は、あーなるど・・・、10年働いてこんなに会社的に偉くなったしてもやっと年収700万円(仮)なのか>< 以前のプロ1年目の給料の時と同じじゃないか!とか、今も現役で頑張っている同期はそれの3倍4倍もらっているのに・・・。みたいな精神状態に陥り、事あるごとに辞めたい病が発生するそうです。しかもその超絶つまらないと感じてしまった仕事が10年経っても続くんだ>< と。
大企業への就職で自分は何を目指すのか? 何を目的とするのか? が、はっきりしていないと目に見える結果が長らく明白な形としては現れないので辛い日々が続きます。非常に恐ろしい毎日になりかねない事が取材を通して発見する事ができました。
続きはまた次回、オリンピック代表勝利の余韻に浸りながら書ければと思っております♪
続く。
※3年間サッカー選手のセカンドキャリアの連載コーナーを持っていたため、これまでの取材等を通じ、「実態」を伝えながら、多くの誰かのノンフィクションを織り交ぜながら伝えていければと思っております。サッカー選手の引退って別にプロの選手だけに限った話じゃないですよね。中学・高校で辞める子、大学まで続ける子。今一度「生き方」について考えされられる今宵のオリンピック準々決勝です。