でもホント、
ある日突然 下半身付随になって「二度と立てません」って言われたとき、まさか自分がまた穴子をおろす事ができるなんて 考えてもしませんでしたよ。
普通の魚よりも特殊なおろし方ですしね。

でも、やってみたら出来た。
この動画のとおり、少しずつまな板をずらしながらおろしていくので時間は普通の5倍くらいかかります。このやり方だって自分で考えたんです。



私がやってるわっ嘉という店は、車いすだから忙しくてもスピードがない。どんなに急いでものんびりやってるに等しい。
だから、できれば予約をお願いしてるんです。コロナだから来客少なくて生魚を仕入れてもわるくなっちゃうけど、予約さえしてもらえればお刺身以外にもいろんな料理を準備できます。
時間かかる=お待たせする、なんですよ。
どうぞご理解ください(汗)
ま、気になさらない方もたくさんいらっしゃいますけど、その方たちも楽しんでくださってますよ^ ^

でもね、生きていく途中で障害を負ったとして。時間がかかってもできることって、あるんじゃないかな〜って。

ある障害を負った男の子が家族と海に行ってボードを体験した話。
「ウエットスーツに着替えてください」と言われて部屋に入って、家族は手伝おうとしたけれど「まずはやらせてあげませんか?」と言われて、この子だけそこに残った。
するとしばらくしたら、なんと一人で着替えることができた。
家族は驚いて泣いて喜んだそうです。

周りの人が手伝っちゃうのはわかるし、そんなこと多い気がします。
だけどやってみるって、大切だと思いませんか^ ^?