今日はウチに子供の友達を呼んで
みんなで遊びまくりました☆


水鉄砲したり…
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スイカ割りして、
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みんなでタネ飛ばし大会(笑)
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健康なころ、
こんなことやろうなんて考えたこともなかったし、
考える余裕もない状態で働き詰めの毎日でした。
起きてすぐに出勤して  帰って寝るだけの毎日。
その頃に比べたら、
もしかしたらウチの子供は楽しいのかな?
思い出になってくれたらいいんだけど(^-^)

車いす生活になってから
このような楽しいことを企画して実行したり、
俺の社会復帰が早かったのも
自分に子供がいてくれたからだと思ってます。



昨日、たくさんの方々が来てくれたので
少し自分のことを説明しますね。


退院すると すぐにショックを受けました。
なぜなら今まで周りに当たり前のようにいた
車いすに乗った仲間がいなくなり、
自分は珍しい存在なんだと改めて実感したんです。

妻と近くのスーパーに行って
今までは重い荷物を俺が持ってたのに、
妻がビニール袋に荷物を入れてるのを
ただ見ている事しか出来ない自分がいた…。
そこには飲み仲間のお爺ちゃんが偶然いて
「若いのにこんなになっちゃって」と言った
正直な感想を、未だに覚えています。

退院した後、
自分の出来ないことの多さに、
何度も何度も泣きました。


でも…子供の運動会を見たかった。
でも目立つ俺。
そのまま運動会に行ったら「あの人、誰?」
となるのは目に見えてます。
うちの子だって
そんな状況になればショックを受けるでしょう。

だから小学校での
朝の挨拶運動に参加したんです。
「珍しい車いすの人」ではなく、
「いつもの車いすおじさん」になるために。


そのおかげで
今ではこんなにもたくさんの子供たちと
楽しい時間を持てるようになりました (*^o^*)




昨日はたくさんの方々に読んでいただいたり、
リブログして頂き、ありがとうございました。
そして失礼な表現や感情的な書き方、
不快に思われた方もおられたと思います。
私もあの記事は感情を出そうと隠さずに書いたのですが、その点配慮が足りなかったと思っています。

私がなぜ、あの書き方をしたのか?




どんな病気でも脊髄損傷でも、状況は人それぞれ。
だからブログには自分のことを書いてます。
他の障がいを持った方々のことはわかりません。
今日、3年目になったばかりの、
この自分の「新しい身体」と付き合うので
私は精一杯なんです。


障がいをうけて、
退院後半年しないうちに仕事を失いました。

妻と子供がいるのにです。
そして就職先がいつになっても見つからない。

まだリハビリ病気に入院していた早い時点で登録した障害者雇用専門企業からも、未だ連絡はありませんし今もアルバイトです。

それでも「運良く」仕事を手に入れる事が出来た!
前の上司が誘ってくれたんです。
ラッキーなんてもんじゃないんです!
脊損の先輩方はみなさん、私が障がいを受けた年数を言うと「社会復帰が早い」とビックリなさいます。障害者雇用と言いますが、仕事は簡単に見つからないんです!

だけどその職場に行くためには
エレベーターの無い駅を利用するしかなかった…。

これはいまも毎日やってる降りる時の映像。
動画が重いので、スタートしたら少しそのまま待っててください。1分はかかんないと思うけど(汗)


この駅は上りのエスカレーターしかないのですが、
私だけのために一旦エスカレーターを停止して
これだけの人に迷惑をかけて利用してます。
こうしてホームに降りるのは、
駅員さんにお願いして10分はかかるんです。

そして、仮にあなたがこの車いすに乗って、この大勢の人たちの前で正面を向くことが出来ますか?

私は帽子もかぶらず、サングラスもしないで
毎日こうしてます。
逃げたくないので普段から顔は隠さないようにしてます。精神的には鍛えられましたね(笑)

上の動画は帰りの駅ですが、朝も同じように時間をかけて駅員さんに来てもらって、大勢の人に迷惑をかけいろいろやるなら、自分で動けば1分もかからない。
車いすでエスカレーターの利用方法を教わってましたから、上りはそれを実行したんです。

この動画はすぐに動くと思うけど…


とうですか?
落ちないように しっかり左手で…
これなんて言うんだっけ?
とにかくギュッと握りしめてるでしょ?

事故を起こした老夫婦は、おそらくですが
どちらとも落ちないように握ってなかったのではないでしょうか?
私はそう思います。

私は毎日ひとりで車いすをこいでますから、自分の握力が軽くなってるとはあまり感じてはいません。

確かに「怖い」と思うのもわかります。

では、エスカレーターを利用するとき
どれだけの人が「これ」を握りしめてると思いますか?ほとんどの人は肘を置く程度ではないでしょうか?
私が歩いてた頃は握ったことなどありませんでしたけど、今はこうして落ちないようにしています。


この動画はたまたま冬に撮ってたヤツですが、

どうでしょう、
ショッピングセンターや病気に
「どうぞお使いください」と書いてある車いすと
違うのがわかってもらえますか?
転倒防止をつけてないからこうしてウイリーしながら動けるんです。自分の大事な「脚」ですからね。
電車もひとりで「ヒョイッ」と乗れます。
転倒防止をつけていないから、こうして角度をつけて前輪を浮かせ、「ヒョイ」が出来るんです。

もちろん退院直後はここまで動けるなんて
思ってませんでした。
それはあえて車を利用せずに、毎日ひとりで電車や、バスに乗って、スポーツにも参加して、買い物に行って動いてきたからだと思ってます。
いろんな所で何度も転倒しましたが
たくさんの人が助けてくれました。

そして私は今も、
毎日努力をしてると言い切れます。



ブログを始めた時から私の書き方は、
目の前にいる人に話しているように
そのつもりで書いてます(昨日派手に書いたので、今日は控えめ ♪)


私が伝えたいのは、


私の怪我である脊髄損傷は治りませんが、
努力すれば動けるようになる可能性があるのに、

これから運悪くこの世界に来てしまった人達から
そのチャンスを奪い取らないであげたいんです。



普通の生活をしてたのに、ある日突然、地獄にたたき落とされる事がある。

想像できますか?強烈ですよ。

私が怪我をした3年前、
私がこうして書いてるような情報はどこにもありませんでした。
「脊髄損傷」と調べても、偉い人の名前がズラズラ書いてあったり、英語や難しそうな漢字が並んでるだけ。

だから自分の事をこれからの人たちのために、
自分が忘れないためにも、ブログを始めたんです。






これは私とは逆。