いよいよ…
長女とハグしてから
その場所へ
歩いて入った
そこは
ドラマで見るような
冷たく金属音が響くような
部屋ではなく…
作業場のような感じで
割と雑然としていた
硬膜外麻酔に少しびびっていたけど
意外にあっさり終わった
目覚めた時にはかなり痛くて
酸素マスクをして
いろんな管が繋がっていた
軽く考えていた手術は
やはり大変なことだったようだ
点滴、硬膜外鎮痛剤、座薬、筋肉注射
どの鎮痛剤もなかなか効かず
ベッドの柵にしがみつくくらい痛くて
助けて〜![]()
と叫びたかった
けれど人間の治癒力は凄い
日に日に回復して
食欲も出て来て
早く元の生活に戻りたいと思った
その時は
まさか一ヶ月近く入院するとは
想像もしなかった![]()
病室は4人部屋で
ベビーピンクのカーテンで仕切られた個室は
部屋全体がピンク色になる
先生からすれば傷口を確認する
当たり前の行為だけれど
身体が元気になってくると妙に
恥ずかしい![]()
それは主治医の回診の時
毎回唐突に入って来るなり
ベッドの足元に腰掛けて
「〇〇さんどう?痛みは?ガスは出てる?
便は?…ちょっとお腹見せて?」
と言いながら
カーテンをキッチリしめて
パジャマのズボンと下着を
グググッと下げる
…え?そんなに下げる?
ってとこまでさげて
聴診器で腸の蠕動音を聴く
次にお腹を触って
張りがないか確認して
「良く(腸が)動いてる
傷口の周りにクリーム塗ってね。はい」
と言って去って行く
訊いてみたいことがあっても
なかなか訊きずらい雰囲気だ
そしてクリームを塗ることが
一番大切なことのように
毎回言った
毎回必ず言うので
「クリームを塗ることがそんなに
大事なこと?(¬_¬)」と
頭の中で突っ込みを入れていた
最初の入院は
問題なく1週間で退院した
ところが
退院後に家で食事のあと
酷い胃痛になり朝、急遽外来へ
結局これはイレウスという腸閉塞に
なりかかっていたようだけど
その時は知らなかった
先生に対して
あまり良い印象を持ってなかったから
退院後にまた診てもらうのは
嫌だったけど仕方ない
先生はいつも急いでいるようで
素人には分からないから的な感じが
威圧的に感じて
訊きたいことを飲み込んでしまう
手術失敗じゃないですよね?と
言いたげな顔して(多分…) 診察室へ入り
「胃が痛くて歩くのもやっとです」と
胃の痛みを訴えた
きっと胃薬でも出されて
飲めばすぐ治るだろうくらいに
考えていた![]()
この時にちょうど
病理検査の結果が出て
先生の予想通り
良性腫瘍だったと告げられた
それは
良かったのだけれど…






















































































































