ちょうど一年前のブログ。
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人生とは「車で先の見えない道を進む」ようなものだ。
どんな道を走り、周りがどんな風景で、どれくらいで走るかは人それぞれ違う。
道々では、タイヤがパンクしたり、猫の死体を轢いたり、ヒッチハイカーを拾ったりと様々なトラブルや出来事が待ち受けてたりする。
乗っている「車」もそれぞれ人によって、時によって異なる。
冒頭で「車」といったが、別に「自動車」とは限らない。
場合によっては、バイクもあるだろうし、自転車かもしれない。
はたまた、竹馬や缶ポックリ、ホッピングなんてこともあるかもしれない。
それに伴い、進む速度も差が出るのだ。
ただ、これだけ違いがあっても、ひとつだけ絶対に共通のことがある。
それは終着点がいつなのか、どこまで行けばいいのかということである。
この場合、終着点とは人生の終わりを意味し、つまりは死ぬということになる。
乗る車や進む道は、ある程度自分で選択できるが終着点だけは絶対に予期できない・・・
それはとても不安なことだが、逆にそうであるからこそ一生懸命に生きるのだ。
もう先に進めなくなったとき、すなわち終着点に達した時点で
「ああ、もう少し走りたかった。もっと頑張って走っておけばよかった・・・」
なんて後悔しないために。
今、俺の車は、見渡す限り荒涼と広がる大地のど真ん中のハイウェイを走るコンボイのようだ。頑丈でたくさんの荷物が積める最大積載量制限めいっぱいのコンボイ・・・
地平線の彼方に次の街の明かりが見える。
あそこまでなら明日の朝には到着しそうだ。
その街ではいったいどんなイベントが俺を待ち構えているのか楽しみだ。
ただ、また積み込む荷物が増えそうな予感がする・・・
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うーん、たとえ話てんこ盛り・・・わかりにくっ。
これ、実は今の会社に就職する前夜に書かれたもの。
だから『次の街の明かり』とはうちの会社を指す。
もともと最大積載量制限めいっぱいに、いろんな物事を抱え込んでいた俺。
いくつか下ろしたものもあるが、それでもやっぱり荷台からいろんなものがはみ出てもうてる・・・
相変わらずなオイラ。
でも少しは人間として成長できたかな。