アルアリード初めて物語「ジョニー流の初めて」
ネタですw
ジョニー「う~ん……。今月も赤字だ」
タチ「師匠、どうしたんっすか?」
ジ「お、タチか。実は、ジョニー流の道場の経営が上手くいってなくてな」
タ「師匠が、借金返済のために始めた道場っすよね?」
ジ「……不本意な借金だけどな」
タ「確かに……」
ジ「チクショウ、大使館の連中め!いきなり『今まで援助した分を利子をつけて返済してください』なんて、卑怯だぞ!」
タ「あのお金、くれたんじゃなくて、借りてたんすね……」
ジ「抗議したら、『誰があげると言いました?一種の奨学金ですよw』って返してきやがった」
タ「タチも、結構もらってるっす……。いつ請求されるか怖いっすよ」
ジ「気をつけろ。請求された額の半分近くは利子だから」
タ「……アコギな商売っすね」
ジ「本当だよな」
両者、深いため息をひとつ。
ジ「とにかく、俺の場合は弟子を集めなきゃな」
タ「そうっすね。そのためにも、まずはジョニー流の凄さをアピールする必要があるっすね」
ジ「なるほど」
タ「ジョニー流の場合、技の名前が……その……個性的っすから。それが気にならないくらいの圧倒的な強さを見せる必要があるっす」
ジ「ふむ。例えば、街で暴れる悪漢をジョニー流の技でアッサリ倒して、颯爽と去るとか?」
タ「ベタっすけど、効果は抜群っす」
ジ「でも、そう都合よく悪漢なんて……」
ライオット「ゼェゼェ……。ジョニー!俺と勝負だ!」
ジ「お、久しぶりだな。ライオット」
ラ「ここで会ったが百年目!今日こそ、貴様の首をもらう!そして、お元気でしたか?タチさん」
タ「お久しぶりっす」
ジ「相変わらず疲れてるな」
ラ「フッ。この程度の疲れ、貴様を討つことを考えれば、なんのこともない。さぁ、勝負だ」
ジ「いいだろう。ただし、街中で勝負だ!」
ラ「上等だ」
ジ「あと、勝負の前にちょっと実力をみせてくれ。建物を斬りつけたり、街の人を追いかけたりして」
ラ「なるほど。上達した剣技の腕前と、俊敏性を見ようということか。フフフ、ビビるなよ」
ジ「俺は途中まで隠れてるけど、頃合いを見て出ていくから」
ラ「いつでも逃げ出せるように隠れるのか。相当俺を恐れているようだな」
ジ「なるべく人の多い場所を選んで戦おうか」
タ「師匠、このチラシも持って行くといいっすよ」
ジ「なるほど」
ラ「どうした、ジョニー!早く来い」
これが、ジョニー流の名前が初めて歴史に刻まれた日の、裏側である。
ジョニー「う~ん……。今月も赤字だ」
タチ「師匠、どうしたんっすか?」
ジ「お、タチか。実は、ジョニー流の道場の経営が上手くいってなくてな」
タ「師匠が、借金返済のために始めた道場っすよね?」
ジ「……不本意な借金だけどな」
タ「確かに……」
ジ「チクショウ、大使館の連中め!いきなり『今まで援助した分を利子をつけて返済してください』なんて、卑怯だぞ!」
タ「あのお金、くれたんじゃなくて、借りてたんすね……」
ジ「抗議したら、『誰があげると言いました?一種の奨学金ですよw』って返してきやがった」
タ「タチも、結構もらってるっす……。いつ請求されるか怖いっすよ」
ジ「気をつけろ。請求された額の半分近くは利子だから」
タ「……アコギな商売っすね」
ジ「本当だよな」
両者、深いため息をひとつ。
ジ「とにかく、俺の場合は弟子を集めなきゃな」
タ「そうっすね。そのためにも、まずはジョニー流の凄さをアピールする必要があるっすね」
ジ「なるほど」
タ「ジョニー流の場合、技の名前が……その……個性的っすから。それが気にならないくらいの圧倒的な強さを見せる必要があるっす」
ジ「ふむ。例えば、街で暴れる悪漢をジョニー流の技でアッサリ倒して、颯爽と去るとか?」
タ「ベタっすけど、効果は抜群っす」
ジ「でも、そう都合よく悪漢なんて……」
ライオット「ゼェゼェ……。ジョニー!俺と勝負だ!」
ジ「お、久しぶりだな。ライオット」
ラ「ここで会ったが百年目!今日こそ、貴様の首をもらう!そして、お元気でしたか?タチさん」
タ「お久しぶりっす」
ジ「相変わらず疲れてるな」
ラ「フッ。この程度の疲れ、貴様を討つことを考えれば、なんのこともない。さぁ、勝負だ」
ジ「いいだろう。ただし、街中で勝負だ!」
ラ「上等だ」
ジ「あと、勝負の前にちょっと実力をみせてくれ。建物を斬りつけたり、街の人を追いかけたりして」
ラ「なるほど。上達した剣技の腕前と、俊敏性を見ようということか。フフフ、ビビるなよ」
ジ「俺は途中まで隠れてるけど、頃合いを見て出ていくから」
ラ「いつでも逃げ出せるように隠れるのか。相当俺を恐れているようだな」
ジ「なるべく人の多い場所を選んで戦おうか」
タ「師匠、このチラシも持って行くといいっすよ」
ジ「なるほど」
ラ「どうした、ジョニー!早く来い」
これが、ジョニー流の名前が初めて歴史に刻まれた日の、裏側である。