気の合うお友達もでき、

順調な高学年生活でしたが、

中学入学に向けて、新たな悩みが出てきました。


仲良くしていた右脳組の子たちは、

みんな中学受験で別の中学に行く予定です。

息子にも同じ私立中学や塾を「一緒に行こうよ」と勧めてくれましたが、

勉強する習慣が全く無い生活を送っているため、

「勉強いやや〜」と、

息子も受験には興味ナシ。

親の私も勉強や受験には全く興味ナシ(視力が心配なため)。


息子が行く予定の地元の公立中学は、もう1つ別の小学校と合併し、

人数が倍になります。


右脳組の子たちはたぶんもういないし、

幼稚園の時の子たちとは、もう仲良くする事はたぶん無い。


新たなお友達ができるのだろうか、

またチックが復活するのでは?

不登校になってしまうのでは?と、

とても心配しました。



そこにコロナがやってきました。

卒業まであと少しというところで、

学校が突然終了しました。


中学の入学式はありましたが、

それ以降しばらく通う事はなく、

やっと始まっても、分散登校でした。

しかも、学校はマスク必須です。


それまで仲良しだった右脳組の子たちはもういないし、

会話もあまりしないように言われ、

昼食も前を向いて黙食。

学校が終わればさっさと帰宅するように言われ、

マスクで顔もよく知らないまま、

友達を作る機会のないまま、

淡々と日常が過ぎて行きました。



でも、この誰とも深く関われない状況が、

息子にはとても良かったようです。



もし、コロナが無く、

普通に中学校に入学していたら、

周りは同じ出身小学校の子たち同士で仲良くしてるだろうし、

親しい友達がいないまま入学した息子だけポツンだった可能性があります。


こんな事を書いてはいけませんが(すみません)、

コロナに救われた、かもしれません。