パン焼きは、爆発だぁぁぁ〜なカンパ | ワイン通販.COM selected by 大文字屋

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パン焼きは、爆発だぁぁぁ~なカンパ

今日は、祭日なんで、カンパーニュを焼いてみました。粉の基本配合は、Mako師匠のカンパーニュがベースです。このパンは、フランスパン用粉の部分を、タイプER1:日清バイオレット2の比率で薄力粉リッチで配合しています。また、元ネタでは、油脂分が全く入らないリーンな仕様ですが、酒屋である大文字屋は、「Only for Wine 」つまり、お腹を満たす為の食事としてのカンパと言うより、ワインと一緒に楽しむ為のカンパを、と言う方向付けをしています。ワインと合わせるので、胡桃をフィリングとして使い、バターを入れずオリーブオイルを加えています。これは、胡桃の渋皮のニュアンスが、ワインが開く前の状態で感じられるミネラルの苦渋と近い点と、果皮に由来するミネラルが開き紅茶の渋へ変化した時の表情とも合うと考えました。胡桃本体の油脂分については、赤白問わず樽熟成のワインの共通項樽材の樹脂に由来する苦からの派生で、ワインが開くとカカオやバニラを思わせる甘さに合うと考えました。ここで、バターを加えるとなると、油脂分の味わいがぶつかり、やり過ぎ感をある程度受け入れる大文字屋も、いささか及び腰になりまして、オリーブオイルを選択しました。結果、オリーブオイル独特の後味に残る苦味が、どの味わいの要素とも被らなかったので、正解かと^_^ワインについても、甘く芳醇に開いたワインを飲み込んで、後味に再び現れる苦味を思わせるニュアンスが、オリーブオイルの後味に近いのもいいマリアッヂだと思います。今回、粉の配合を薄力粉よりにしましたが、比率が薄力粉勝ちになるに従い表皮のサクサク感が高まり、まるでビスケットの様な食感でした。これは、これでアリですね。今、一切れ食べつつ書いてます。噛みしめると、独特の「シャクシャク」した表皮と胡桃の食感がワインを誘いますね^_^次は、タイプER100%で焼きますわ。




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