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南アのピノタージュ+ブルーチーズ

昨夜の呑みは、南アのピノタージュです。
ピノタージュとは、気温の高い南アでも、
ピノノワールのような、高貴な品種が造れ
ないかと、様々な交配が繰り返された結果、
暑さに比較的強いサンソー種と交配され、
南アの地で、花開いたのがピノタージュです
その前置きを聞いて、「さぞかし…」と
思って、栓を抜き、グラスに注いで、
あれれ?なんだか…
そう、なんだか「…」なんですよ^_^
画像のグラスの色、すんごい挑戦的でしょ?
どこが高貴なのか?こんな濃口醤油みたいな
お寿司屋さんの「ムラサキ」じゃないんだし
香りは、モロにドライ・プラムです。
ここにアルコールを強く感じ香りも混ざり、
なんとも、はや、ピノノワールらしからぬ
風体なんです。で、口に含めば、オイオイ!
とひな壇芸人につっこまれそうな、
アルコール感、揮発油感に襲われます。
口の中で温度が上がると、アルコールは、
さっと解けて、分厚い果皮を強く感じる、
渋が、ど~んと。
ホント、どこが、ピノノワールなんでしょ。
グラスを一杯開け、しばらくオクサマと、
ピノノワールとピノタージュの話しをして、
「な、こんなん詐欺やろ^_^」とピノタージュ
の事をこき下ろして、グラスに口をつけます
ん??あら不思議、
野卑だった香りや、味わいに、
まろやかさと、艶感が備わっております。
この変わりっぷりに驚きをおぼえつつ、
グラスをクルクル、スワリング…
「じゃじゃ~~ん」とSEをつけたくなる
オイシサなんです。全てが丸い^_^
ゴリゴリだったタンニンも、紅茶の芳醇な、
渋に変わっています。気がつけば、凝縮感
あふれる果実味、ホント、ドライプラムを
思わせる味わいになっていました。
なかなか、手ごわいワインですが、
開けば何とも味わい深い逸品ですね。
これ、少ない量でも、めっちゃ呑んだ感じ
しますわ^_^




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