ここんとこ、シアワセなことなんですが、
お米の販売が徐々にではありますが増加しています。
ウムム・・・悩ましいカギリです。
なんでって、農産物ですし、契約農家「2軒だけ」の
お米なんで、追加は次の収穫分からですし、実際
それにしたって「売れるかどうかワカラヘン」のを契約
しないとナランのですしねぇ。ホント、でっかいスーパー
にならんでる「XXんのコダワリの米」とかどうしてるんだろ・・・
まぁ、ヒトの事は置いといてですね^^
精米したてに限りなく近くて、旨くて安全なお米を丁寧に売れば
いいだけですし、時に足らないのも仕方ないかと言う姿勢で、
松崎さんと、石橋さんのお米だけを扱って行こうと思います。
こちら、石橋さんのたんぼ、その壱。
畦塗りも決まっています。
大体5月中旬から田植えが始まります。
まだこの段階では「目に見えて他のたんぼとの違い」って
わかりません。現段階では土壌の有機化をバクテリア系の
肥料を使ってしているところです。江戸時代まで沼地だった
神吉盆地の土壌の特性としては、他の地域と比べ物に
ならないくらいの粘土の層の厚みがあります。
これは稲作にとって非常に重要な要素です。
粘土層があついので「肥料のもちが良い」んですね。
肥えが、ジワジワと休みなく同じ濃さで均一に吸収されて
行きますので,実であるお米の生育速度も均一になります。
電子顕微鏡レベルのハナシですが、お米の断面にも年輪の様な
模様を見ることができます。
肥えの利きが均一だとこの年輪様の模様も均一となります。
こうなる事こそが「モチっ!」とした歯ごたえの良いお米となる条件
なんです。もし、粘土質の層がうすく、肥えのもちが悪い土壌だと、
お米の「重さだけを増やす」「実り肥え」をやらないと収量の確保が
出来ないので、発穂後の肥料の吸収にムラができ、当然お米の年輪状
の模様も、不均一になりボソボソの歯ごたえの悪いお米となります。
また、窒素化合物である窒素系の科学肥料の施肥となりますので、
これが直接吸収され、実であるお米に廻っての重量増なんで、本来
の肥料の使われ方と違うことが最大の問題点といえるでしょう。
確かに、品種はコシヒカリですが、苦味の残る味のお米となります。
松崎さんと石橋さんの場合だと、施肥は、8月の初旬の発穂の1ヶ月前
である6月末~7月初旬に行われます。これは、稲本体の成長にのみ
使われます。しっかりした長い根っこをはぐくみ、青い葉を伸ばしていく
事にのみ肥料は使われて行きます。
穂が出て、太陽の光を葉に受け、光合成により生育した養分がお米に
廻るので、本質的に違う味わいのお米になるんですね。
おっと、ハナシが堅くなりすぎましたか^^
まさに八十八手間なんです。一手間、ひと手間に生産者のかたの
「ゆずれないコダワリ」が存在します。おくぶかい事、至極です。


