ソウル・江南エリアにあるスタジオで行われたジェジュンのフォトシュート&インタビュー──その舞台裏を前編・後編に分けてお伝えします。 
 
ジェジュン初登場となるハーパーズ バザー6月号はすでにご覧になりましたか? 今回のインタビューはすべて通訳なしの日本語で行われました。ファンの方々はネイティブのように話すジェジュンのことをきっとご存知ですよね。ご本人にいたっては、撮影の合間「兵役を挟んで日本語を2,000語くらい忘れたかもしれない(笑)」と謙遜していましたが……。 
 
vol.1ではインタビューにまつわるエピソードを紹介したいと思います。 
 
撮影&インタビューの約5時間のあいだ、丁寧に言葉を選んで話すところがとても印象に残っています。時折じっと考えて、言葉が浮かんでくるのを待つような場面も。自分の気持ちを正確にストレートに伝えたいという思い、ところがそれに反して言葉では言いつくせないもどかしさがこちらにも伝わってきました。それを表すのが「……なんていうのかな」「……言葉にできないな」という、インタビューのあいだ何度も繰り返しジェジュンが口にしたセリフ。誌面の記事にも残しているフレーズです。動画に乗せたジェジュンの声でもわかるように、会話はアップテンポで饒舌ですが、時々こんな風に言葉を詰まらせるところに、思いの深さを感じました。 

インタビューは事前に質問内容を考えて臨むものですが、今回は兵役前・入隊中・除隊後と時間の経過によって、アーティストとしての心象風景がどのように変化したのか。そこを掘り下げて聞きたいと思っていました。ところがいざ、インタビューが始まると、思ってもみない展開に……。どんな質問を受けても、帰着する答えは「ファンへの愛」。想定内の答えより、予想外の答えのほうがもちろんおもしろいのは言うまでもありません。ファンへの限りない感謝の思いは、インタビュー記事を読んだ方々にしっかりと届いたのではないでしょうか? 

 

 

前日、香港から帰国したばかりというタイトなスケジュールのなか撮影&インタビューに臨んでくれたジェジュン。「昨日は遅くなってしまって、夕食が食べられなかったんです」と言って、撮影が半分終わったところでブレイクタイム。コーディネイターさんに用意してもらったラップサンドやサラダ、フルーツをペロリと食べたところで撮影後半へ。撮影中は一切食べ物を口にしないし、セルフコントロールがしっかりできる、ある意味ストイックなタイプと聞いていたので、意外な一面でした。 
 
ジェジュンが表紙の特別版のなかに、スニーカーを片手に持った写真があります。これは脚を組み替えた時に脱げてしまって、手持ちぶたさのところを押さえたもの。今回、カメラの前でスタイリッシュにポージングを決めることが多かったのですが、この時ばかりは思わず笑みがこぼれる瞬間でした。誰とでもフラットに接するジェジュンのまわりは、笑いの絶えないハッピーな空気に包まれています。 
 
誰からも愛されて、それを素直に受け止めるられるジェジュンだから、ファンへの思いもまっすぐに返すことができるのだろうなと思いました。 

 

元記事はこちらです

http://harpersbazaar.jp/celebrity/joejoong_makingstory_170425

 

日本の雑誌が店頭で買えて、その後日談もこんなに丁寧で温かい。

ジェジュンだって、ファンのSNS見たりしてるなら、日本の良さ、アーとして長く活動するにはどうするべきか十分にわかってるはずだと思う。

だから一層、凄く強くて汚いどうにもできない邪魔があるとしか思えない。