この度の公正取引委員会によるSMエンターテインメントと韓国大衆文化芸術産業総連合会のJYJ歌手活動妨害是正命令に対するC-JeSエンターテインメントの立場は下記のとおりです。(ペク・チャンジュウ代表の立場全文)
この間、公正取引委員会がSMエンターテインメントを含む韓国大衆文化芸術産業総連合会(文産連)、韓国芸能制作者協会など、巨大文化産業の主体らが一方かつ組織的にJYJの放送出演を妨害してきた証拠を確保するなど、3年以上の間、不公正行為を根絶するために透明な調査を行ってくださったことについて感謝申し上げます。
今回の調査により、SMエンターテインメントがエンターテインメントビジネスの独占的かつ優越な地位を濫用して自分とは意見が異なる相手に不利益を強いる行為を数回行うなど、公正取引法を違反した事実が明らかになりました。今回の公正取引委員会の是正命令は現政府の創造経済政策に正面から反する慣行的な文化界のスーパー甲(訳注:契約にあたり一方的に優位を占める契約者)の横暴に警鐘を鳴らす契機になったと思います。
また、「韓流」に象徴される韓国のエンターテインメント産業の発展は参加者全員の創意性と多様性が尊重され、保障されることが前提となるべきであり、したがってもうこれ以上権力を握っている少数のスーパー「甲」の専横に振り回されてはならないでしょう。このような面で本日発表された「是正措置命令法」の枠組みの中で発展するとすれば、韓流が世界の中で再び跳躍する契機になると思います。
実は、去る4月に前所属社との紛争が調停合意されてからもJYJは依然不公正な外圧に苛まれてきました。最近行われたアルバム流通会社の一方的な通報をはじめ、未だにJYJは音盤を発売しても地上波の音楽番組に出演できないという不利益を被っていることは明らかな事実であり、また我が社会の恥じるべき現実であります。しかし、本日のように政策と制度によって支えられることができれば、今後のJYJの活動において公正な舞台が与えられるだろうと思います。
この度の是正命令に対するJYJの所感は次の通りです。
「公正取引委員会の決定に感謝申し上げます。2009年からの手強い戦い、そして終わりそうもない道を歩んでいますが、本日の発表によって状況が少しずつ改善されていることが感じられて、大変力になっています。この度の公正取引委員会の是正命令を契機に公正な舞台で、そして平衡性のある環境で芸能活動ができるようになることを希望し、また今後後輩たちにもこのような道が開かれることを望んでおります。
まだまだ前途が遠い真っ暗なトンネルの中にいますが、今日は遥か彼方に通り過ぎる一筋の光を目にしました。その光に向かって弛むことなく歩きながら素晴らしい活動で報いることができるように、一瞬一瞬に最善を尽くします。」