[ビルボードが会った人] デビュー9年ぶりに成長痛を経験したJYJキム・ジェジュン
2013.01.29 16:09:34


[ビルボードコリア] 陽気で豪快た。削ったようなすっとした鼻筋にとりわけ白い肌。
一見クールな印象だが、数分間話をしてみると純朴な性格だった。

男性3人組JYJメンバーのタイトルから離れてソロ歌手キム・ジェジュンに会うと、これまで見えなかった面々が目に入ってきた。

2004年歌謡界にデビューして初めて出すソロ作品であり、ロックスタイルで構成されアルバム " I " の完成度を高めるために、シナウィ出身キムバダと作業したことについて、「初日は本当に大変でしたが慣れると何ともなかったですね」と淡々と話したかと思えば、JYJの仲間キム・ジュンスが、彼のソロデビューアルバムに東方神起時代から使ってきた "シア(XIA)"という名前を入れたのと比較するとすぐに、「僕は英雄(ジェジュン)の名前が好きではない」と打ち明けた。
去る2011年6月にベトナムで開かれたパク・チソン慈善サッカー行事で会って親友になった水原三星ブルーウィングス所属のチョン・テセ選手に「僕の公演を見に来ることが難しいようなので、カラオケに行こうと約束した」と明るく笑った。




ジェジュン☆あきらめないわ~願いは叶う~





キム・ジェジュンは賢いな歌手であった。自分に似合う音楽は、どんな歌を歌った時にハスキーな音色が際立つのか正確に分かるようだ。悩んだ末に誕生したアルバム " I " のすべてのトラックを聞いてみてもそうだ。彼のソロデビュー作は手堅くよく構成されたウェル メイドアルバムだ。大衆歌謡で人気を得るに値する流行公式が入った明らかな歌ではないが、ロッカーキム・ジェジュンの色がよくにじみ出ている。

特に3日ぶりに歌詞を完成した "One Kiss" や "Mine" をそれぞれ先行公開曲とタイトル曲に選定した背景を見ても、ロッカーとしてを胸を張ることがどれ程大きいかことかを知ることができる。事実大衆的に人気を得ようとしたら自作曲のトラックであり、ギターの旋律に甘く開始する曲 "私だけの癒し" でより大きな効果を得ることができたはずだ。それでもハスキーな音色とロックビートが正しく生きている "One Kiss" と "Mine" を果敢に選択した。

「僕が好きな音楽のスタイルにこだわろうとしたのではありません。 "One Kiss" や "Mine" は、僕がロックについてもっと学び、成長させてくれるような曲だから選択しました。ダラダラしたトラックより "One Kiss" や "Mine" という曲にさらに愛着があったようです。」

"One Kiss" と "Mine" を詳しく聞いてみると、これまでJYJで聞けなかった音色やスタイルを感じることができる。キム・ジェジュンは「普段僕が使っていた声ではないので新人の頃に戻ったような感じだった。僕の個性を尊重しながらも、ロックの特性上、最もふさわしい表現方法で歌った」と説明した。続いて、「 "One Kiss" から最後のトラック "All alone" を聞けば、完全に他の人が歌を歌ったような感じに受けるでしょう。現場で得音(パンソリに必要な音色や発声技巧を体得すること)するようだった。最初のトラックは正統派ロックにスタイルを変えて歌ったものであり、最後のトラックが最も僕らしい声でした"と付け加えた。




ジェジュン☆あきらめないわ~願いは叶う~





キム・ジェジュンは今年デビュー10年目だ。2004年東方神起でデビューして数多くの公演を通じ、韓流スターに成長したノウハウと、2010年JYJとしてワールドワイドアルバムで活動半径を広げて得た経験は、堅い内面の空間のように幾重にも積もった。どんな舞台でも自分のスタイルを追求することのできるベテラン歌手になった。でも今回のアルバムは、キム・ジェジュンをデビュー当初の時間に置き換えさせたようだ。デビュー前から好きなロックのジャンルを適切に表現するためだ。キムバダとの作業は、ロッカー初心者のキム・ジェジュンに大きな助けとなった。彼我のギタリストホルレン、カクスのキーボーディストショーンなど有名なロックスターが彼のアルバムを助けた。

「個人的にたくさん学ぶことができた時間でした。歌謡界デビューした時からロックジャンルが好きでしたが実際にやってみると、僕にはロックを表現する方法が不足していたことがわかりました。ロックというものは単純に歌詞を伝えるものではなく、声と発声でさらに表現ができることを学びました。特に声の話をたくさんして下さいました。"君の声に真正性が感じられるか" と尋ねられたことも多かったんです。その質問を受けてとても難しいと思いました。真正性を歌で表現するのは本当に大変ですよ。録音するときほとんど出来上がったようなものでしたが、(キムバダ先輩は)絶対譲らなかったんですよ。歌詞の一節で真正性が感じられなければすぐに修正しました。今回のアルバムを通じて一段階成長したと思います。」




ジェジュン☆あきらめないわ~願いは叶う~





ソロアルバムが出た直後、内外で朗報が続いた。先に公開された歌 "One Kiss" は、海外9カ国のiTunesロックチャートで1位を占めており、アルバム販売量が6万枚を超えた。去る18日には日本東京地方裁判所が、日本最大のマネジメント会社であるエイベックスのJYJの日本国内独占マネジメント権を主張するなどの行為をしないことを命令した。これにより、SMエンターテイメントを相手に出した専属契約効力禁止仮処分申請で3年4ヶ月ぶりに両社の合意に成功したのに続き、エイベックスとの訴訟でも勝訴して日本での活動に弾みをつけることになった。

「僕一人ではなく、三人が一緒に日本に行くのがよいのでしょう?公演になっても放送になっても4年という時間の間、日本で黙々と待ってくださったファンのために3人が舞台の上で一緒になる姿をお見せしたい。」

去る26、27日、京畿道高陽市キンテックスで開かれた初の単独コンサート "Your、My and Mine" も1万6000人余りの観客と一緒に楽しむ公演で幕を閉じた。
今年計画している目標は、アジア単独ツアーとJYJのワールドワイドアルバム発売だ。演技活動計画も捉えた。今年二十八になった青年キム・ジェジュンに恋愛計画もあるのだろうか。



 

恋愛をしてこそ痛みがあって歌の歌詞がよく出てくるのに.... (恋愛を休んだので)曲がよく出て来なかったんですよ。たぶん愛の痛みがないとそうなるみたいです。ハハ。」

キム・ウンジュ記者happykim@billboardk.com