今日は、病院の予約日でした。


三か月ぶりです。


ここんとこ、これが控えてたので、どうも気が重かった・・・。


でも、今朝は、気合いを入れて出かける用意をしてた。


そしたら、着替えの途中、ブレスレットがきれました。

ビーズだかストーンだかが、ぱぱ~っと散らばった。

・・・・・・これって何? 映画なら不吉な予感ってこと・・・・


このブレスレットは、私の病気がわかった時に、娘が家族4人で頑張ろうと、お揃いのを買ってくれたものです。(色違ったり、デザインも違いますが)

でも、いかんせん、学生の娘が4個買ったのですから、そんなに立派というわけにもいきません。


最初に家族でこのブレスレットをはめたとき、ちょっとじ~んとしたのですが・・・。

で、翌日、息子は東京に帰りました。そしたら、息子のブレスレットは、テレビの後ろに、すでに落ちてた。


それから、日は経ちますが。

夫はいつの間にかブレスレットがなくなったと。

いつ、どこで、もわからないそうです。いつからなかったのか、気がつかなかったと。


そして本日、私は、去年の10月以来、肌身離さなかったのでしたが・・・。

ブレスレットのひもがこと切れました。

残念です。

(あとで、どうにか直そうとは思ってますが)



そういうことがあったせいか(笑)


今日は、うれしくない結果になってしまいました。


まぁ、でもこれも、予想の範囲内です。


帰宅して、疲れを感じたので、少し休もうかなと思ってたら。


ピンポンと、玄関には、愛しのベビーが。


午後は、午前中の出来事をすっかり忘れさせてもらい、元気になりました。


ベビーと遊んでたら、ブレスレットのことも、すっかり忘れてた。



私って、ホントに、物忘れの天才です~ニコニコ

現在公開中の映画「告白」です。


中島哲也監督作 松たか子主演。


中島監督は、「嫌われ松子の一生」で中谷美紀に数々の女優賞をとらせた、センスの良い監督です。

女優を上手に撮る監督と言っていいかもしれません。


この「告白」の松たか子も、しっかりした芝居をみせてくれてます。

あと、木村佳乃もなかなかいいです。


でも、万人向けの映画ではありません。私はそう思います。

とくに、子供は観なくていい。


きっと、作り手は、若い人たちに観てもらいたいとの思いがあるでしょうが、私は薦めない。



この映画は、シングルマザーの教師が、学校で子供を殺され、その犯人が自分の受け持ちのクラスの生徒だと告白するところからはじまり、復讐するというものです。


重い内容の作品を、飽きさせず、目を離させず、ググッとひきこんだ、その演出の確かさは称賛に値するものだと思います。


松たか子と、中島監督は、今年の暮れの賞レースに名を連ねるかもと思いました。



ですが、この映画の製作意図が(監督は脚本も兼ねてますが)果たして、どれだけの人に伝わるのでしょうか?


とくに、映画の主人公とも言える中学生たちと、同じ世代の子供たちが観たとき、どんな感想を持つのかと気になりました。



映画の製作現場の人たちは、とても優秀な方たちです。


とくに、映画監督という人たちは、ものすごく優秀な人だと私は思ってます。学歴とかは関係なしで。


しかし、その方たちが、あまりに凝った作品を作ったとして、はたして観客にきちんと伝わるのか・・・。


よく、観た人がそれぞれの思いで勝手にくみ取ってくれればいいと、そんなことを言う方もいますが、勝手な解釈が間違った方向に行く場合も、子供にはあるような気がしてならないのです。



今日は、そんな思いを強く持った日でした・・・。