宝塚お菓子教室J's ovenです。
今日はブランデーケーキのレッスンでした。
このケーキは、パウンドケーキの生地がベースになっています。
パウンドケーキと言っても、作り方は色々ありますが、今回はバターと砂糖、卵を泡立てる方法(シュガーバッター法)です。
バターが多い生地で気を付けなければいけないのが、、、
気温です。
その日の気温によってバターが柔らかくなったり、かたくなったり、。
生地の状態がいつもと違う、と思ったときも気温の高い夏と寒い冬では、リカバリーの方法が違います。
実は、バターには適温があります。それは20度~22度くらい。この温度のときのバターはマヨネーズくらいの柔らかさで、泡立てた時に空気が入りやすいです。
今日は少し暑すぎました
クーラーは入れていましたがコロナ感染対策で窓はあけていたので、少し室温も高かったかな?
理想は、ハンドミキサーで泡立てた跡がしっかり残るくらいのかたさ。
でも今日は卵を入れ終わった時点で、生地が緩めです。
こんな時、どうするかというと、、、生地を冷やします。
具体的にはボールごと少し冷蔵庫に入れるとか、ボールを冷水につけるとか。
冷えるとバターが少しかたくなるので、その状態でしっかり泡立てましょう。
逆に、寒いとどうなるでしょう?
バターが冷えて、卵と混ざらずに生地が分離してしまいます。
こんなときは、ボールごとお湯につけるなどして生地を温めてあげてください。
このように、どうして生地が緩いのか、どうして生地が分離するのかという原因(バターの温度)を知っていれば、対処法も分かりますよ。
レッスンでは、レシピ本だけでは分からないコツを惜しみなくお伝えしています!