あべのハルカス美術館で開催中の『幕末土佐の天才絵師〜絵金』展に行ってきました。



展覧会の概要は…


謎の天才絵師とも呼ばれる土佐の絵師・金蔵は、幕末から明治初期にかけて数多くの芝居絵屏風などを残し、「絵金さん」の愛称で、地元高知で長年親しまれてきました。


同時代のどの絵師とも異なる画風で描かれた屏風絵は、今も変わらず夏祭りの数日間、高知各所の神社等で飾られ、闇の中に蝋燭の灯りで浮かび上がるおどろおどろしい芝居の場面は、見るものに鮮烈な印象を残しています。

本展は、高知県外の美術館で開催する初の大規模展です。幕末の土佐に生き、異彩を放つ屏風絵・絵馬提灯などを残した「絵金」の類稀なる個性と、その魅力について、代表作の数々で紹介。


私は絵金さんの存在を知らなかったですが、大迫力の見応えたっぷりの展覧会でした。

芝居絵の強烈な色彩が印象的ですびっくり

歌舞伎がお好きな方なら、芝居絵の演目が目に浮かび更に絵をみる楽しみが倍増だと思います。


おどろおどろしい芝居屏風絵以外に展示されていた、土佐震災図絵や土佐年中風俗絵巻も良かったです。


絵金さんが叔母を頼って滞在していた高知県香南市赤岡町では、多くの絵が残っており神社の夏祭りには地元商店街の軒先で蝋燭を灯し絵を展示するそうな…


会場内に夏祭りの写真やビデオ映像がありましたが、夜の闇に浮かぶ幻想的で妖しい雰囲気…びっくり

機会があれば、一度訪れてみたいものです。


会場で夏祭りの雰囲気を再現しているようですね〜





絵馬提灯



展覧会場を出て、階下のウーロンマーケットで休憩ウインク



台湾スイーツと東方美人茶のセット口笛



この台湾のココナッツをまぶしたミニ大福〜紫芋ノーミーチが美味しかったです❣️


特に紫芋ペーストを練り込んだ餅生地が素晴らしい!

こし餡も程よい甘さで良き口笛